母に障害者手帳を取得したことを伝えた話 後編
去年か一昨年、こんな記事を出していた。
なんやかんやありすぎて、更新時期がとうとうやってきた。
更新時期と引っ越し時期が被ってややこしかったりもした。
障害者手帳が役に立つことも数回あったし、それは母もよく理解している。
今年春に入籍して、夫も付き合う前から発達障害で手帳を持っているのは知っている。
母とは今でもたまに一緒にご飯を食べに行ったりしてそれなりに仲は良い。
しかし今でも言われるのは
私の手帳の等級は3級であり、精神障害保健福祉手帳のなかでは1番等級が軽い。
でも私は母が思ってるよりできない事もしんどい事もたくさんある。
私の障害の特性については正直母よりスタブロメンバー、夫の方が理解してくれていると思う。
前編でも書いてあるとおり、母は障害者に偏見があるわけではない。
ただ、いざ自分の娘が障害を持っているという現実を受け入れたくないという部分は持っているとは思う。
漫画「きのうなに食べた?」では発達障害ではなく、LGBTQのゲイのカップルが主役だが、
シロさんが仲のいい主婦の富永さんに「うちのお袋も、富永さんみたいに自然に接してくれたらな」的なことを呟くシーンがある。
そこに富永さんは
と応えた。(セリフはうろ覚えなのでこんな感じで言ってたな程度)
例え血の繋がった親でも、理解しあえない事はある。
血が繋がっていないからこそ理解しあえる事もある。
例えいくら仲のいい親子でもお互いを全て理解しあうことは難しいのでは?と思う。
親は親だけどなんでもかんでも自分のことを理解してもらうのは難しい。
良い意味で期待しない。
血は繋がっていても別々の人間だから。
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