植物を視るということ
家にいくつかの植物がいる。
名前の知らない者もいる。
なんとなく今日も元気?くらいに気にかける友達というか家族というか不思議な存在。
毎日見ていると調子があるようで
今日は少し上向きに伸びてるなぁとか、
ちょっと下向きに垂れてるなぁとか。
小さい葉が枯れてたらとってあげたり、
陽のあたりがほどよいように動かしたり、
なんとなく気の置けない緑たち。
水をあげすぎたり気をかけすぎると
かえって調子を悪くするくせものだ。
三浦しをんさんの本には、
植物たちに対する愛って一方通行だ。
みたいな事が書かれてた。
(間違いでしたらすみません)
確かにそうだなぁと思う。
お世話しても別に見返りを求めず、
ただそこにいてもらえるだけでいい。
雨にも風にも負けないように!とか
大きく強くなって!とか
そんな事は思わない。
普通に雨や風の日は部屋にいれるし、
部屋の中にずっといる者もいる。
自分自身もそれでいいんじゃないかなぁと思う。
元気になるために休むんじゃなく
ただ休む。見守る。居る。
最近は不眠が続いていて
2時間おきに起きるのがほぼ毎日。
痺れのような神経症状もまた出てるけど
そんな事もあるよねーって見守る。休む。
ただ枯れないように水をあげる。
大きくなったり強くなるためでなく。
自分自身対して
一方通行のやさしさをそそぐ。
知らぬ間に新芽のような元気がでたら、
良かったねって褒めてもいいかもしれない。
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