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越前竹田村だより DAY1

DAY1を入力し始めた今、今は既に3日目である。山で暮らす、古民家を片づけるというのは想像した以上に大変で、実はもう逃げ帰りたくなっている。どこを見渡しても掃除すべきところ、片づけるべきところ山積みでエネルギーが失われる💦ところどころ、ふっとかび臭いにおいが私のテンションを下げる。山で暮らすということは暮らすだけで手いっぱいの日常を暮らすということかもしれない。気を取り直して、DAY1の記録をしてみます💦

7月16日(火)
竹田村入りする前の日はホテルに泊まっていた。理由は朝イチで市役所に行き、ゴミの捨て方を確認し、スーパーに寄って、ゴミ袋や2~3日分の食材を買ってから、山にあがるため。とにかく、今日の夜までには寝るところ、キッチン、トイレ、お風呂をなんとかしなければならないのだから。
朝9時には市役所に行き、ゴミの捨て方の手引きやゴミの回収日のカレンダーなどもらう。窓口の女性からスーパーの情報をゲットし、次は買い物。
叔母の会社に寄って鍵をもらうことになっていたのだけど、その前にもう一人、一人暮らしの叔父を訪ねるけど、留守。それから、叔母の会社で鍵を預かる。いよいよ竹田村へ。


山月荘の門 草の勢いにもう心が折れそう💦
門から玄関までのアプローチ ここも緑の勢い強し💦
ここが玄関 実際に見るともっと草の勢いがすごい 右側の勝手口の鍵を開けて入る
玄関の内側 鍵は棒一本💦

室内のビフォアの写真、取り忘れたぁぁぁ。生ものも買ってきたので、まずは使えそうな冷蔵庫を探してスイッチを入れたい。4台ある冷蔵庫のうち3台はカビだらけで使い物にならない💦1台だけ、きれいにすればなんとか使えそうな冷蔵庫のコンセントを入れる。

カビの冷蔵庫①
カビの冷蔵庫②
この冷蔵庫をきれいにして使うことにする(もう1台は業務用、そちらもカビだらけ)

続いて、洗濯機を空で一回回す。お風呂に行って、お風呂を1回湯はりする。それから、家じゅうの窓を開けて、それから荷物の運びこみ。ここではずっと土足のまま。とても素足では歩けないし、置きっぱなしのスリッパも怖すぎる。

まずはキッチンを掃除して、しばらく使ってなかっただろう水道を出しっぱなしにする。ここからはお掃除パワー全開。こわごわ、トイレも掃除を済ませ、とにかく寝床を作らなければならないのだ。で、座敷に私の寝床。

ここのお布団を使うのも気持ちが悪いので、家からシュラフを持参。虫が怖いので蚊帳の代わりにメッシュのインナーテントも持参。これで、寝ることはできるぞぉ。

ここまでして、疲れたので、お夕飯は町に降りて食べることにする。叔母にも声をかけると快諾。山までお迎えに来てくれる。まずは書き出した不足品(トイレットペーパーや食器用洗剤など)を買いにホームセンターに行った後はなんと福井市内の繁華街まで食べに行く。もちろん飲む。叔母の生活はこんなだったと気づいたときには既に遅し。帰りは代行で山まで帰ってくる。山月荘到着は11時くらい。帰りは暗くなるだろうとランタンを持参していたので、叔母の家からランタンで照らしながら帰る。ほとんどキャンプ状態。

でも、これがよかったかもしれない。どの窓からも緑しか見えないまだ半分も掃除が終わらないでっかい古民家で一人で寝るのだ。どう考えても怖すぎる💦疲れていて、酔っぱらっていたおかげで、すぐに眠れる。インナーテントのおかげで虫にも襲われなかった。

私の古民家生活は続く。

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