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誰かが書いた日記を買いに「日記屋月日」に行く


ある一日。

下北沢駅で待ち合わせをして、歩く。

向かう先は

日記屋さん。

「日記屋 月日」は、日記の専門店です。

日記を書くこと、読むこと、それぞれの魅力をひろめていくための拠点として、2020年4月1日、東京・下北沢に店舗をオープンしました。

5坪の小さなお店です。古今東西の日記本を、新品・古本問わず、取り扱っています。個人がつくった日記のリトルプレス・zineにも力を入れています。コーヒースタンドを併設していて、毎日飲みたくなるようなコーヒーやビールをご提供しています。

私たちは、日記を書く・読むという行為や、その文章そのものに関心を持ち、それを楽しむ人たちにとっての拠点でありたいと考えています。

お店のHPより
月 日 かわいい

こういうニッチな文化を気軽に楽しめるのは、やっぱり東京の良いところ。トウキョウ好き(嫌いなとこもたくさんあるけど)。

中に入ると、日記文学の作品がずらっと並んでいます。例えば、アンネの日記とか、富士日記とか、更級日記とか。

それから、一般人が書いた自費製本の日記が並べられています。一般人が本を販売すること、それも、日記を販売するということ、これができる場所があるなんて。素敵~。noteきっかけに販売されている本もあった。

厳選して購入した4冊を、今、少しずつ読み進めている。

国語の授業に楽しかった思い出があまりなく、随筆なんて最もつまらないと思っていたのに、今、ずっと誰かの日記(エッセイ)を読んでいる。読書が好きと自覚したことはあまりなかったけれど、どうやらわたしは好きっぽい。高校生の時、文学部に行こうと思ったことは1度もなかったけれど、今大学に入り直していいよと言われたら、文学部っていいなあと思っている。

自分の好きなことって、案外わからないものよね。

確認したら、うちの大学、日記文学の研究者いるじゃん。ところで、日記を学びたい!ってひらめく高校生、いるのかな。笑


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