【2022年8月3日】大島洋平、1試合6安打のセ・リーグタイ記録

中日ドラゴンズの大島洋平が、バットマンとしての勲章をまた一つ手に入れた。

8月3日、明治神宮球場での東京ヤクルトスワローズ戦、「1番・センター」で出場すると、5打席連続で安打を記録した。

そして、中日が7-9と2点ビハインドで迎えた9回表、大島は二死走者無しで廻った第6打席、ヤクルトのクローザー、スコット・マクガフからライト前にヒットを放ち、ついに6打席連続安打をマークした。

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「1試合6安打」は、セ・リーグ史上5人目となるタイ記録だが、NPBにおいて「1試合6安打以上」を放った選手は、大島洋平で史上10人目(1リーグ時代3人、パ・リーグ2人)となる
(ただし、共に延長戦での達成を除く)。

なお、NPBで一人の打者が1試合に記録した最多安打は「7」で、1949年11月19日、甲子園での東急フライヤーズ対大陽ロビンス戦で、東急の大下弘が7打数7安打をマークしている。
また延長戦を含む参考記録では、1953年8月30日、阪急ブレーブス対南海ホークス戦(延長18回)で、阪急の古川清蔵が9打数7安打で1試合7安打を記録している。

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大島洋平はこの試合、6打席連続安打で、打率を.329(307打数101安打)にまで一気に上げ、セ・リーグ打率部門でトップに立った。

プロ13年目、36歳の大島はこれまで、規定打席に到達してシーズン打率3割超えは5度あり、2019年、2020年と2年連続でセ・リーグの最多安打のタイトルを獲得している。

大島は通算2000安打にも残り151本に迫っており(8月3日試合終了時点)、このペースでいけば、来季2023年のシーズンにも到達が濃厚である。

ただ、大島自身、首位打者のタイトル獲得はまだない。
通算2000安打達成の前に、バットマンとしてのさらなる勲章を手に入れたいところだ。


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