村上宗隆、NPB最年少でシーズン40本塁打


「村神様」が、また一つ、「最年少記録」を手にした。

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆は、8月11日、マツダスタジアムでの対広島カープ戦、ヤクルトが2-6の4点ビハインドで迎えた8回二死走者なしの場面で、広島5番手のターリーから、今季40号ソロホームランを放った。

村上はNPB史上最年少となる22歳6か月で、シーズン40号本塁打に到達した。
これまでの最年少記録は、1963年の王貞治(読売ジャイアンツ)、1985年の秋山幸二(西武ライオンズ)の23歳であった。

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村上宗隆は昨季2021年には、21歳で39本塁打を放って、1955年の国鉄スワローズ・町田行彦と並び、セ・リーグ最年少タイで本塁打王のタイトルを獲得している。

また昨季は同時にシーズン100打点に到達しており、2018年に岡本和真(読売ジャイアンツ)がつくった22歳という最年少記録を更新している。


さらに、村上宗隆はチーム102試合目でのシーズン40号本塁打到達となり、これはNPB史上8番目の速さとなる。

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王貞治が1964年に、当時NPB最多本塁打となる55本塁打を記録した時は、チーム101試合目で40号本塁打を放っており、村上宗隆はそのときとほぼ同じペースということになる。

次はNPBで9人が14度、達成しているシーズン50本塁打、そして、日本人シーズン最多本塁打記録となる、王貞治の55本塁打に到達できるか。
さらに、村上は史上最年少の「三冠王」も視野に入っている。

昨季から「記録ラッシュ」となっている村上から目が離せない。

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