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テレビの中の自称・新型コロナ専門家の言説を鵜吞みにするな!

【知られざるウィルス研究の権威】

 テレビにまったく出ないウィルスの専門家に、仙台医療センターウィルスセンター長で、日本の呼吸器系ウィルス感染研究の中心人物である西村秀一という方がいます。

 彼の著書〈もうだまされない 新型コロナの大誤解〉で特にためになったのが、「テレビの中の自称・新型コロナ専門家の言説を鵜吞みにするな!」というものです。

 具体的にどういうことなのか、引用しながら説明したいと思います。

【専門家のヒエラルキー】

 専門家というのはヒエラルキーを形成しており、上から下へ知識や方針が伝えられます。

 ちなみに下の人間たちは上の言うことに疑問を感じないそうです。

 そのためトップが間違えたら、ドミノ倒しのように全員が間違えたまま医療現場で指導し、一般市民に説明がされてしまうのです。

【別の分野の専門家】

 では、なぜ間違いが起きるのか?

 まったくの畑違いというわけではないものの、別の分野の専門家が指揮をとっているからです。

 たとえば感染症の専門家でも「細菌の感染症の専門家」、ウィルスの専門家でも呼吸器系ではなく「血液のウィルスの専門家」といった人たちがテレビに出るのです。

 さらにそこにノー●ル賞を受賞した有名科学者の意見が、まるで場外乱入者のように入ってきます。

 専門外でもブランド力のある人の意見は、権威に弱い人たちには影響力を持ちます。

 こうした間違いだらけのガイドラインや情報が、メディアや政治家によってまき散らされているのが現在の状況なのです。そのため西村秀一は「テレビの中の自称・新型コロナ専門家の言説を鵜吞みにするな!」と警鐘を鳴らしているのです。

【トンチンカンなコロナ対策】

 ところで……

 ●席と席の間にアクリル板を挟む飲食店

 ●接触感染を懸念してワインボトルを出さずグラスのみを出す

 ●格闘技の試合前にグローブの中を消毒する

 ……これらは西村秀一に言わせれば、思わず笑ってしまうようなトンチンカンな対策だそうです。

【西村秀一の名言】

 最後に、西村秀一のとある言葉を紹介して終わりたいと思います。

 「真面目に間違ったことをやっている人たちを笑うことはできません。笑っていいのは100年後の人間だけです」

【まとめ】

 ●テレビに出ているコロナの専門家は、厳密には専門家とは言えない。

 ●彼らの言うことを鵜呑みにして、トンチンカンなコロナ対策をやっている人たちを笑ってはいけない。


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