コロナの基礎的知識をまったく持っていない皆神龍太郎（ASIOS）
【新型コロナは「愛のあるウイルス」なのか？】
『ゴーマニズム宣言』で知られる小林よしのり氏は、著作『コロナ論』の中で「新型コロナは愛のある優しいウイルス」という持論を展開しています。その理由として「新型コロナウイルスは子供と若者を殺さないから、人類の未来を救うウイルスなのだ」とし、「寿命が来た基礎疾患のある老人がウイルスで死の機会を与えられるのは当たり前」とすら言っています。
たしかに新型コロナウイルスは子供や若者を、ほとんど殺しません。しかし、殺さないだけで感染した若者たちにも味覚異常や強い倦怠感といった重篤な後遺症を残しています。（皆神龍太郎） ASIOS〈新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本〉より
✔️【真相〈そのような事実はない〉】
そのような事実はありません。詳細はこちらの記事で確認してください。
【志村けんと岡江久美子】
またもちろん、寿命が来たとはとても言えない中高年者の命も奪っています。志村けんさんや岡江久美子さんもみんな寿命だったとは言えないでしょう。（皆神龍太郎）
✔️【真相〈矛盾している〉】
ワクチン接種後に人が死んだら「寿命が来ただけ、たまたまだ」と言うくせに、志村けんと岡江久美子の死因だけなぜコロナにしようとするのでしょうか？
そもそも志村けんはもともと酒とタバコの量が尋常でなく、岡江久美子も乳がんの抗がん剤治療で体が弱っていました。
コロナに関係なく、いつ急死してもおかしくはなかったでしょう。
【老人】
小林よしのり氏は、老人にうつさないために家に籠もらさせ、イベントなどを中止させられている若者らのほうが犠牲を強いられているとも言います。たしかに、友人とも自由に会えず青春を謳歌できないでいる若者は可愛そうです。
しかしもし若者たちが、自分たちは死なないからと新型コロナ流行期にどんどん罹って感染を広げ、体が弱い老人に気ままにうつしていくということをしたらどうなるでしょうか？考えてみればわかるように、自分が外から持ってきた新型コロナで亡くなる老人は、老人養護施設の奥に暮らす見たこともない赤の他人の老人ではなく、自分が日常的に接触している両親や、年老いた祖父母になることでしょう。
自分が持ってきたウイルスで、自分を可愛がってくれた祖父母を結果的に殺すということになったら、それを「天命だったよね」とうそぶける人はまずいないはずです。誰が誰を殺すのか、ということを自分の身に引きつけて考えれば、老人のいる家庭ではそんなことは恐ろしくてできなくなると思います。（皆神龍太郎）
✔️【真相〈その心配はまったくない〉】
その意見がとおるのは「コロナが非常に恐ろしい感染症だったら」の話です。
……こちらの記事で説明したように、コロナはただの風邪です。
また、米ジョンズ・ホプキンス大学のジュネーブ・ブリアンとグ・ヤンニの解析データによると、高齢者の死者数がコロナ以前と変化がないそうです。
また、「グレートバリントン宣言」といって、ハーバードとスタンフォードの教授たちが「ロックダウンをやめて、学校や芸術活動を再開すべきだ」と言っているんです。
というわけで、若者が自粛をする必要性などないのです。
【極端に少ない日本の死者数】
日本人は、欧米と比べると新コロナ（ママ）による感染者も死者も極端に少ないのは、なんらかの「ファクターX」が働いているからだと、小林よしのり氏は言います。たしかに、日本人の感染者や死者は少なく済んでいます。その理由を一般に「ファクターX」と呼んでいるわけですが、問題はそのファクターがいったいなんなのか、未だ「X」のままで結論がまったく確定していないことにあります。
小林よしのり氏は、マスクやワクチン接種にも反対をしていますが、正体がなんなのかまったくわからない「ファクターX」に頼り切って、日本人は西洋人とは違う、自分たちは特別だと思い続けて本当に大丈夫なのでしょうか？（皆神龍太郎）
✔️【真相〈日本はお花畑の国である〉】
日本の死者が少ない理由は、こちらの記事で確認してください。
【まとめ】
●ASIOSの長老・皆神龍太郎はコロナについてなんにも勉強していない。
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