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「反ワクチンインフルエンサーは偽情報を広めて大金を得ている」の嘘

【反ワクチンデマを広める12人のインフルエンサー】

 近年、インターネットで広まるデマが問題になっています。なかでも新型コロナウイルスのパンデミック下では、同ウイルスやそのワクチンに対する不正確な情報が横行している状況です。そうした情報は、どこから出てきて、どうやって広まっていくのでしょうか。

 イギリスのNPO「反デジタル・ヘイト・センター」(CCDH)の調査によれば、ワクチンなどに関する不正確な情報の約3分の2が、わずか12人のインフルエンサー(大きな影響力のあるSNSの投稿者)による投稿がもとになっているといいます。

 その12人の中には、日本の反ワクチン本で著者の対談相手として登場する人物もおり、日本での影響力も侮れません。また、アメリカのバイデン大統領もCCDHの報告書を受けて、「12人の人物が偽情報を送り出し、これを聞く誰もが害を受けている。それが人々を殺している」(CNN)と非難し、ニュースになりました。

 そこで本項では、参考のためにも、CCDHがまとめている12人のインフルエンサーについての情報を以降で紹介します。

●ジョー・マコーラ(Joseph Mercola)         

 ワクチンに代わる間違った治療法とサプリメントを売って成功した反ワクチン事業家。SNSの総フォロワー数は12人の中で最も多く、筆頭に挙げられる人物です。(中略)

 マコーラは元整骨医で、1997年から自身のウェブサイトを運営。2000年代半ばには、健康関連の製品を売るサイトに移行し、莫大な利益を上げるようになります。ところが、そうした製品には不正確な情報をもとにしたものもあり、アメリカの食品医薬品局(FDA)からは、たびたび警告を受けています。

 反ワクチンのビジネスも積極的におこなっており、新型コロナウイルスのパンデミック下では、約8億2000万円もの収益を上げていると指摘されています。

●ロバート・F・ケネディ・ジュニア(Robert F.Kennedy Jr.)

 長期にわたり活動を続けている反ワクチン運動家・弁護士で、反ワクチンに関する情報を提供する団体「チルドレンズ・ヘルス・ディフェンス」(CHD)の責任者。

 ジョン・F・ケネディ元大統領の甥であることからその知名度はかなり高いです。日本ではベストセラーとなっている『医師が教える新型コロナワクチンの正体』という本の中で、著者の内海聡氏の対談相手としても登場しています。

 ケネディ氏の発信する反ワクチン情報は不正確なものが多く、2021年にInstagramのアカウントは削除されました。

 それでも反ワクチン・ビジネスは継続しており、その収益は約3億3000万円に及ぶとされています。(中略)

 以上が、主にCCDHの報告による、反ワクチンデマを広める12人でした。ここまでお読みいただいた方はお気づきだと思いますが、反ワクチン活動は、すでに莫大な収益を生むビジネスとなっています。

  CCDHの調査では、問題のインフルエンサー12人の合計収益は約40億円にも及び、266人の雇用を創出。巨大IT企業にも広告収入などで約1200億円の経済価値をもたらしたとされています。もはや、ひとつの産業といってもいい存在のようです。

 反ワクチンの活動を主導する中心人物たちは、必ずしも使命感や正義感だけで動いているわけではありません。実態は大金を稼ぐためのビジネスとしての面もあるということを、この12人を通して知っていただければ幸いです。(本城達也) ASIOS〈新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本〉より

✔️【真相〈40億円など雀の涙にすぎない〉】

 1970年代、アメリカで新型豚インフルエンザが大流行したことがありました。

 が、なんとそれが政府、マスコミ、医療機関がグルになって捏造したものであったことが、FDAワクチン管理部門のアンソニー・モリスという人物の内部告発によって明らかになったことがあるのです。

 そのアンソニー・モリスの証言にこういうものがあります。

 「新型インフルエンザ用ワクチンとされていたものは、もともと豚用に開発されたインフルエンザワクチン。このワクチンを配給中に接種を受けた豚が死亡してしまったことから、養豚業者が買い取りを拒否したため、大量のワクチンの在庫が余った。製薬会社は在庫処分のためヒトへの転用を決定し、流行していないにもかかわらず新型の豚インフルエンザの流行という偽情報を流し、報道させた。この結果、製薬会社側は486億円の利益を得た」

 本城達也は反ワクチンインフルエンサーたちの40億円をメチャクチャすごい大金のように書いていますが、製薬業界は新型豚インフルエンザワクチンのみで(それも新型豚インフルエンザは捏造されたもの)486億円という、反ワクチンインフルエンサーたちの40億円の10倍以上の大金を得ているのです。

 それも繰り返すように、新型豚インフルエンザワクチンのみでです!

 世界にはあらゆるワクチンがありますが、全ワクチンの売上を合計すれば、40億円など一瞬で消し飛ぶ天文学的な金額になるのは言うまでもないことです。

【不正確な情報を流してカネを得ているのはどっちだ?】

 それもこちらの記事で説明していることなのですが……

 ……すべてのワクチンが有害無益なのです。

 不正確な情報を流して大金を得ているのは、いったいどちらなのでしょうか……?

【内海聡とロバート・ケネディー・ジュニアの対談内容になぜ触れない?】

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 もう1つ疑問に思うことがあるのですが、内海聡とロバート・ケネディー・ジュニアの対談のことを知っていて、なぜ対談の内容については触れないのでしょうか?

 ロバート・ケネディー・ジュニアは対談の中で「DTPワクチンによってアフリカの子供たちが殺されたことがある」と、データを挙げながら説明しています。

 そのデータが間違いだと言うのなら、どういう理由で間違いなのか、なぜ反論をしないのでしょうか?

【軍資金】

 最後に。内海聡の言葉にこういうものがあります。

 「この本の売上が私の軍資金になります」

 反ワクチン運動を続けるのにも、なにかとお金がかかるものなのでしょう。

 そもそも現在のこの世界で、なにかをやる際にお金がかからないものなどありません。

 ただそれだけの話だと思います。

【まとめ】

 ●反ワクチンインフルエンサーたちの40億円など、製薬業界のワクチンの利益に比べれば雀の涙にすぎない。

 ●不正確な情報を流して大金を得ているのは、明らかに製薬業界のほうである。


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