足の構造
今回は、「足」の中でも重要な働きをしてくれる「足趾」について書いていきたいと思います。
足趾とは・・・
足趾(そくし、toe)とは、足の指のことである。足指(あしゆび)ともいう。親指は第1趾(母趾)、人差し指は第2趾(示趾)、中指は第3趾(中趾)、薬指は第4趾(環趾)、小指は第5趾(小趾)と呼びます。
足趾は、外見で見るとわかりませんが、上記の写真のように中身は細かな骨があり、それで組み合わさって構成しています。
この足趾の機能は【足アーチ】がある事で働きます。
歩いたり、走ったりするとき、足への衝撃を吸収する。また、重心を移動させるようなときには、体のバランスを支える役割を持つ。露出しているため、打撲や骨折などの外傷をしやすい部位でもある。
足のアーチとしては、
・内側縦アーチ
・外側縦アーチ
・横アーチ
といったアーチがあります。
このアーチは足部の骨配列が正常であるから機能してくれます。この骨配列を維持してくれるのは、周辺の筋肉や靭帯の機能(柔軟性や可動性)が大きく関わってきます。
外在筋
筋膜の1つ内側に存在する筋肉が外在筋です(数種類あります)。指先まで繋っている筋肉で足指の伸展や屈曲の作用があります。
内在筋
一番深層部にある筋肉が内在筋。内在筋群はMP関節までにしか付着していません。この筋肉が足のアーチを構成する重要な筋肉となります。
足底筋膜
足底筋膜は筋肉の一番外側に存在する組織です。このうち、深層足底筋膜が内側縦アーチの高さを維持する主要な構造体となります。
足のアーチ機能が低下する事で、足底筋膜がバネの役割を果たせず、代わりに外在筋や内在筋に負担が掛かり疲れやすくなります。
動く事が苦手や嫌いな人は、この機能が低下している可能性があります。
足アーチ機能低下
↓
外在筋、内在筋への負担増大
↓
筋疲労、筋拘縮
↓
だるいと感じて動きたくなくなる
↓
動かない為、更なる足アーチ機能の低下
↓
負のループ
太りやすい
姿勢が悪い
まっすぐ立てない
少し歩くと足がすぐ疲れる
歩くと膝が響くように痛い
よく足を捻挫する
と感じる人は足部のアライメントを調整する必要があります。
一度確認してください。
アナタの身体は変えることが出来ます。
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