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北海道の魅力が尽きない。

ジュエリーアイスというものを見てきた。
休みの前日に、インスタでたまたま知ったのがきっかけだった。

海と、氷。
『ジュエリーアイス』というその響き。
完全に心を奪われた私は、まずそれが見れるという大津海岸の場所とルートを調べ、2分後にはレンタカーを予約していた。

新しい世界よ

初めての世界よ

私を呼んでくれてどうもありがとう。

好奇心が尽きないというのは本当にありがたく、
ワクワクが生まれるのはどこまでも尊いことだ。


行きたい場所に行くためのコツは、『う~ん。でもな…』という
一切のためらいを捨てることだと思う。

レンタカーの予約ページの、【予約する】をタップ、
【お客様情報の入力】をこなし、
【予約を確定する】をタップ。
とにかく無心でというか、勢いのまま何も考えずに進めた。

『やっぱりやめとこうかな…』という考えがふと浮かんでも、
次の瞬間には頭から追い出して。

練りに練った計画を進めるよりこういうノリと勢いで行動したときの方が、より強く思い出に残る気がする。

『たまたま見かけた』とか、『ちょうど時間があったから』という偶然が重なることほど運命的に感じる、ということもある。

辿り着いた海の波は大きく、空気は冷たかった。
だけど痛いほど冷たいこの空気の中でしか出会えないものが、ちゃんとあるんだと知れたからとても幸せだった。
ほんとに、かなり寒かったけど、それでも行ってよかった。


もともと暖かいところが好きだから、寒い時期に寒い場所に行くという発想もなくて全然知らなかったけど、冬の北海道はほんとうに魅力的。

知らなかったものをたくさん教えてくれる。

水平線を見たのは久しぶり。
寒くても暑くても、やっぱり海は、良い。

大きな音を立ててくり返しくり返し、寄せてはかえる波の向こうに白く月が浮かんでいた。
吹きすさぶ風の中、寒さに凍えながらも、
私は自分の心が生き返ってゆくのを確かに感じていた。



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さて。
ジュエリーアイスの見ごろは2月下旬までとのこと。

このnoteで興味を持った方にとっては情報としては遅いものになってしまいますが、もし本当に『行ってみたいな』という気持ちが生まれたなら
次の冬の訪れを、楽しみに待ってみるのはいかがでしょうか。

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