見出し画像

業務のマニュアル化

はい。みんな大好き業務のマニュアル化の話です。「作業の可視化が、、、業務の標準化が!!!」ってたくさんの人が言っているので、仕事をすすめる上で、マニュアル化はすごく重要度の高いことではあることは間違いない!

では、緊急度は?マーケティングや営業のような直接的にお金を稼ぐ作業や、不具合対応などの緊急度が高い作業を日々こなすのに手一杯で、業務の可視化、標準化、マニュアル化は遅れがち。いや、全く進んでないところが多いと思います。

マニュアルが無いと何度も何度も聞かれます。また、「一回しか教えない」。と決めても、教えた人が部署を離れたり、休んだり、結局自分に戻ってきます。また同じ時間をかけて丁寧に教えるのです。

でも、いざ作るとなると、時間なくて作れない、作っても見てくれないって「あきらめモード」。始めから思考停止しているとな~んにも変わりません。どうやったら早く作れるのか考えましょう。どんなマニュアルが見てもらえるのか、必要にかられて見るのかを考えましょう。遅かれ早かれ作らなくてはいけませんので、見て見ぬ振りは今日でおしまいです。

ちなみに、お前はどれくらい作ってるんだよって思うかもしれませんが、前職では右手人差し指が動かなくなるくらいPPTでマニュアル作ったし(1,500枚、百科事典並)、弊社スタディスト創業時から社内で圧倒的にマニュアル作ってきましたし、海外拠点代表の今でもマニュアル作ってます。

最近集計された簡易社内レポートによると、累計はぶっちぎりで1位です。創業メンバーだからってのもありますが。

画像1

何でこんなにマニュアル作ったのか。

それは投資対効果が非常に高いからです。普通に作業すると30分、マニュアル作成に15分かけたとしても(そんなに時間かけませんし、もっと早く作れます。)、次回、その作業をお願いされた時「マニュアル見てやってみて」とお願いした人に伝えるだけで終わります。数秒です。この圧倒的投資対効果。また、作ってしまえば、作業をお願いするたびに効果を享受します。

自分から作業が離れていく、オーガナイズされた状態で離れていく、この気持ちよさは何事にも変えられません。

マニュアルの内容で質問されてたら、そのときは口頭で教えれば良いのです。そしてその内容を作業してくれた人にマニュアルに反映してもらう。こうすることでマニュアルの品質が上がります。これを繰り返すと、内容的に必要十分なマニュアルが育っていきます。

もし、自分が作業内容を知っていて、マニュアルがまだない作業であれば、スタッフに教えるタイミングでマニュアルに起こしてもらいます。そのマニュアルを見れば、スタッフの理解度を確認することができますし、理解が間違っていれば、その場で指摘することができます。

最初から100%の完璧マニュアルは求めない。だいたいで良いんです。流れがわかれば。OJT*で横について口頭で教えるよりも数倍効率的です。
*OJT: Omae Jamadakara Toriaezu yattoite.

なので、他の人が作ったマニュアルにも寛容です。抜け漏れマイペンライ。不足を加えて次の世代に残せばいいのです。

心を無にして作るのです。息をするかのごとくマニュアルを作る。何か作業するときは当たり前のように作業しながら作れるようになるのを目指します。With マニュアルの世界で生きていくのです。

次回は立ち上げ1.5年の弊社タイ法人はどのようにマニュアルを作ってきた(現在130マニュアル)かの実例を紹介します。明日。たぶん。

趣味でマニュアル作ってます。
mamelog
https://teachme.jp/1318/f/mamelog/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?