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アメリカの刑務所殺されそうになったKEI

今回の話はKEIがチカーノになる前の話だ
他番組では生涯私淑するbighomieに会ってからの話がよくなされているが、刑務所を23カ所移っている。 

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アメリカの刑務所で囚人の移管は珍しくないようだ。一般的な原因は喧嘩だ。双方がグループであればまだよいが、一方がグループに属していない囚人であると、一対多数という状況下になり独居房を出ると命の保証がされず単独の方を別の刑務所に移管するしかないのである。

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KEIも初めて収容された刑務所で殺されそうになり移動の憂き目にあう。
KEIを殺すように仕向けたのは後に依頼を受けた当事者から明らかになる。囮捜査で一緒に捕まった暴力団関係者なのである。その人物は組からの破門を恐れ、次のように策を巡らす。
責任をKEIに押し付ければよいと。つまりFBIと結託したKEIは刑務所に行かず当局から新しい戸籍をもらって悠々自適の生活送っているという風に周囲に吹聴したのだ。

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そうするとKEIの存在そのものが都合が悪いことになりシンジゲートに金を払い殺人を依頼することになる。

ある日KEIの目の前にバットを持った日系人が自分との距離をどんどん詰めてくる、殺意を感じたKEIはなんとか取っ組み合いの喧嘩に持ち込み難を逃れることにができ、別の刑務所に移されることになる。

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しかし、本来であれば移動先は安全であるはずだが、そこの刑務所には殺しを委託されたシンジゲートのボスであるビッグキモという男が収容されていた。

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KEIは当然のようにキモと手下に囲まれ詰められる。
「お前はサツにちくったのか」
それに対してKEIが否定すると、裁判の起訴状を見せるように命じられる(アメリカは囚人が常時することになっているようだ)。
そこでようやく自分に向けられた疑惑を晴らすことになり、刑務所内のボスでもあるキモにも気に入られ、刑務所での身の安全をはかることが出来た。

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