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終活ブームに潜む危険・墓誌と故人名の追加彫刻 お墓編その22

お墓の追加彫刻費用と墓誌のはなし

お墓を買いました。
次に悩むのは、彫刻する文字などでしょう。
石材店は、必ず「墓誌」という俗にいう戒名(故人の氏名)を刻む板石をオプションで売りつけようとします。
実際に必要なのかは、収納できる遺骨の数によります。
それに、墓石自体に彫刻も出来ますので必ずしも必要無いと考えてます。
墓誌自体の歴史も浅く、小さい墓域に如何にオプションをつけて価格を吊り上げるかのアイデアの一つにすぎません。
ちなみに、墓相では墓誌を建てると縁起が悪いといって墓石自体を売ります。
そして、生前に建てると故人になったときにその彫刻料を別途とられます。
初回無料とか謳っていても、大半は口約束。
亡くなった方の遺族や、ご本人も数十年前のことだったりで忘れていることをいいことに普通に料金を取ろうとします。
私が業界にいた平成末の頃で戒名等の1霊あたりの彫刻原価は15000円でした。
依頼している石材店や購入した霊園によって定価が定められてます。
比較してみて、値引き交渉をしてみましょう。
別に故人のお名前を彫刻しなくても、埋葬は可能です。

いつもの一言。
「お墓を生前に買うなら、生きてるうちに思い出をつくりましょう。」
大切な人との時間は「お墓」を買っても得られません。









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