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子どもに身に着けてほしいことって?限界もあるよ

 
 人生100年時代。少子化の影響をダイレクトに受ける子ども達が大人になったときに必要な力はどんなものか考えることがあります。小さい時期に身に着けたい力とは何でしょう。私自身は、核心を突いた答えは出ていません。
 失敗を恐れないで何度でもやってみようと思う気持ち?困ったときは自分から助けてほしいと声を出せること?色んな友達と仲良くできること?プログラミングが出来ること?英語が話せること?正しい情報とそうでないものを見分ける力をつけること?
 どれも間違ってないですよね。子ども達が今経験する全てが、これからの未来の根っこになり、土台となります。家庭、保育園や幼稚園で経験すること全てがその子の人生の始まりの経験になります。将来、子どもが困らないようにと身に着けてもらいたい力(生きる力)は家庭と連携しながら保育園や幼稚園に行けば身につくのでしょうか。そうだと信じたいです。
 そうは言っても、最近の保育士さんの悲しい虐待のニュースやこども園でのバス置き去り事件など、親として心配することもありますよね。報道はごく一部の出来事で、子どものために一生懸命やってくださる保育士さんはたくさんいます。私自身も子どもを預けていた園には感謝でいっぱいです。もちろん幼稚園の先生方にもたくさんお世話になっています。保育の質の保証はしっかりなされるべきだと思います。
 ただ、園だけでなく家庭で出来ることもたくさんあるはず。とはいえ、経済的な問題、住んでいる地域によって出来ることに差が生じます。ひしひしとそれを感じます。そして、親にゆとりがないと子ども達とゆっくり関われないと思っています。最近の自分のことです。親のゆとりって、なかなか日々の生活に追われると作りにくいですよね;
 さらに言えば、子どもは本来は親だけで育てるのは難しいのではと思います。祖父母や保育園や幼稚園、子育て広場、近所の住人、習い事で関わる大人等。色んな人と関わる中で子どもはたくさんのことを吸収していくと思います。その中で、子どもの育ちで一番責任をもつのは親だと認識しています。もちろん、親は全てを丸投げしてはいけないですよね。でも、誰かに頼っていいのでは?大変な時は声に出していいはず!そのあたりのバランスがもっとうまく取れるようになったらいいのかなと思います。(自分自身のことです)
 わが子はもちろんですが、どの子に対しても、今できることは何かを考え、出来ないことがあれば誰かに頼り、感謝することは常に行いたいと思います。精神的、体力的、経済的なゆとりをもって子育てをすることと地域のコミュニティ等、つながりをもつことはキーポイントではないかとふと思います。でも、それが難しい。まずは、わが子達。明日は、喧嘩しないで!叩かないよ!と大きな声を出さないで丁寧に関わってあげられたらいいけれど、それは難しくまるで修行のようだと思いながら寝ることにします。
 


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