夜な夜なクラブに行っていた話。ラリってるからラリーさんですか?と聞かれた話
20代の頃、よく夜な夜なクラブに遊びに行っていた。友達と行くこともあれば1人で遊びに行くくらいクラブにハマっていた。仕事が忙しかったのもあり仕事終わってから遊びに行ける場所といえばクラブくらいしかなかったからなのかも知れませんが音楽が好きだったので寝るくらいだったらクラブ行った方がストレスも解消されるし精神衛生的にいいだろうくらいに思ってました。
名古屋でクラブといえば、
オゾンという大きいクラブがあったんですがオゾンはチャラいイベントが多かったのでほとんど行かなかったです。一度ボアダムスのアイちゃんがオゾンに来た時に、いかにもパーティーピーポーなサイバートランス大好きでーす!みたいな兄ちゃんが入口で並んでいてスタッフに『今日はそういうのじゃないんで』としっかり帰らされていたのを見て信頼できるクラブだなと思ったのは覚えています。
自分がよく行っていたのは大箱だとマーゴとかJBs、小さいとこだとドーター?ドミナ?とかブッダとかによく行ってました。
クラブイベントと言っても中にはロックのイベントとかもあるので、渋くお酒を飲みながらゆっくりしたい時はスカとかロックステディのイベントにいったり、もうとにかくストレスを爆発させたいなら四つ打ち全開のイベントに行っていました。
なので行っていたイベントジャンルも様々で、
ロックのイベントから
テクノ、ハウス、ドラムンベース、ブレイクビーツ、8bit、ゴアトランス、レイヴetc…
本当に通いつめていました。
そして自分は何を隠そう、クラブに行ったら全力全開で踊るのです。周りの目なんかまったく気にならないのでひたすら音楽にノリノリまさのりで踊り続けるのです。
じゃがたらの江戸アケミが言いました、
『お前はお前のダンスをしろ』
この言葉を聞いてから自分は音楽を聴いたら感じたままに身をゆだねるようにしているのです。
ある時クラブ通いし始めてから仲良くなった子に、
『もしかしてラリーさんってラリってるからラリーさんって言うんですか!?』と真顔で聞かれた。
いや、自分は当たり前だけど薬をやったことも無ければましてやハッパすら吸ったことないし、特攻の拓のマー坊くんがアンパン吸っちゃいけないって言ってたからシンナーすら吸ったことないのだ。
『そんなわけないやん』と答えましたが、
むちゃくちゃ疑いの眼差しで見られたのを覚えています。
全盛期は山ごもり系のレイブのイベントにも行ってました。がもうここまで来るとおそらく客の大半はキメキメの人が多く豚汁とかを買うのにフードに並んでると『兄ちゃん、タマもってない?』とかふつうにきかれるようなディープな空間でした。
本当にハメを外すことなく今を迎えることができて良かったです。
あと大きいイベントで言えば、
『メタモルフォーゼ』という大きい野外フェスがあり、これはクラブ好きなら至福のイベントで自分が行ってた頃は伊豆修善寺 自転車の国サイクルスポーツセンターというめちゃくちゃ広いところで開催していました。行く先々に色んなステージがあり、様々なジャンルのDJがプレイをし盛り上げてくれるのでした。
海外の大物DJとかも来ていて自分が1番記憶に残っているのは『ジャーシャカ』です。友達にすすめられて観に行きましたが神っているんだなと思うくらい後光みたいなのがさしていました。
まぁそんな踊り明かした夜もあるよね。
と言うことで次回、
『アートの島、直島で大竹伸朗にであった。直の湯入ったら象がいた』です。
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