日々感じたあれこれ📝 とか、思い出したあれこれ。

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心の弾力トレーニング

学校の縮図みたい。 SNSを彷徨ってるとそんな気持ちになる。 目立つ人。 人を扇動する人。 それに付いてく人。 それを嫌悪する人。 何でもなくただ見ている人。 体育祭の出し物を 何にするかクラスで決めてる時のような、 あの頃の気持ちになる。 「これやろうぜ!!」 と数十人の前で自分の意見を言える人を すっげ〜〜って思ってたし、 それにわらわらと 似た人が集まり扇動集団が出来上がるのも すっげ〜〜と見ていた。 私は何の意見もない奴だったので 引っ張って行ってくれる人達

    • 今は昔、十五歳にありけり

      休み時間、私たちは 教室の後ろにある、黒板に文字を書いていた。 時間割とか、行事とかを記す あのサブ的な黒板の隅に。 中学3年生の、 その時私がハマっていた 名前を入れ替えて言葉を作る遊びだ。 私の旧姓は よしいあや なのだが、入れ替えると あやしいよ。 になる事を発見した。 それから色んな人の名前を入れ替えた。 一緒に考えていたマユは 頭のいい子で学年トップ3の成績だった。 テストの平均点に差があっても 中学生ならではの恋バナ等で馬が合い 同じグループにいた可愛い

      • 猫も杓子もモルテンミカサ

        「馬鹿が!!  そがんと猫でん杓子でん出来るったい!」 体育館の真ん中で監督から怒鳴られた。 小学5年生の夏、 一向にうまくならないミニバスケットボールの練習試合中だった。 私はシュートもパス回しも ドリブルさえも下手くそで、 唯一ちょっと褒められたのがピボットだった。 ピボットとは 片足を軸に固定し、 体の方向を自由に変えながら 相手の攻撃を交わし ボールを保持するステップだ。 練習時に褒められたピボットだったので その日はやたらと多用した。 パスも回さずドリブルもせ

        • 甘い炭酸ぶどう味

          夕方、子ども達を車で迎えに行っていた。 よく晴れた日の夕方で 濃いオレンジ色に染まる歩道を 高校生たちもぞろぞろと駅に向かい歩いている。 長身の今どきなメンズ2人が目に入った。 いわゆるイケメン。 見栄えのいい2人はお互いに相乗効果があるのか 一緒に居ることで1人より目を惹くんだろう。 まるで修二と彰だ。スィー。 そんな学校ヒエラルキー上層部だろう2人は どちらともストレートネック気味にスマホを見つめ 無言で歩きながら何かを打っている。 なんだか眩い西陽の中 現代を

        心の弾力トレーニング