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これからのファッションを考える⑦
先日投稿した記事で、こんなことを書きました。
人生は何があるかはわからないので、なるべく、
・お金をあまりかけずとも生きられる
・自分でできることを増やす
ことが大切だなと考えることが多いです。職を失ったり働けなくなったら…などの不安からという部分もありますが、お金のためだけに嫌な仕事や職場で1日の1/3が消費されていると考えると、人生の意味って、何?と疑問に思うことも。
だからこそ、いま稼げてお金があったとしても、「お金をたくさん使わずとも生きていける自分」を作っていくのは大切だなと思うのです。
最近お金をかけず、なおかつ自分でやって「できること」をひとつ増やせました。パンツの裾上げです。
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気に入って購入していたものの、骨格のせいか、丈感が微妙…なパンツ。折るとちょうどいいくらいの長さで、カナダではとりあえず折って履いていました。
ということで、手縫いで裾上げ(まつり縫い)しました!
実はこれ、色違いで2本購入していたのですが、まずは目立ちにくい黒から。
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全然わかりませんね。いい感じにできました。
今までわたしは、ボタン付けやちょっとした繕いものくらいは自分でしていましたが、裾上げなんかは元洋裁師の祖母にしてもらっていました。自分でやってみてもよかったのですが、祖母に頼む方が断然速いし綺麗。それに面倒くさいし…と思っていました。
しかし祖母も90を超えており、いつまでもお願いできるわけではありません。
また、片付けてものが減っていくと、ひとつひとつを大切にしたくなってきて、「裾上げくらいしてみるか」という気持ちにもなりました。
服が減る分、一枚に向き合う時間が長くなって、「ここをこうしたらもっと素敵なんだけどな」を「じゃあ自分でやってみるか」と思えるように。
おまけに、お金もかかりませんでした(パンツの裾上げは大体1本千円かかるそう)
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微妙な色で合う糸がなく難しい課題ではあったのですが、もう一本も綺麗に仕上がりました。裏から見ても綺麗で満足。裏を見た母に、ほつれやすいところでもないのに、こんなに細かくしなくててもよかったのにと言われましたが…
丈の長さひとつで、似合う似合わないが変わる。
それを自分の手を使って調整していける。
ウェストを詰めたりとか難しいことはまだできないけど…自分のできることを増やすって、生きてゆく上でとっても大事ですね。
本や映画、美術館などの文化教育、またはサスティナブルな物作りをしているところで使わせていただきます。