7. 神との対話【解説】P19 特別な人 特別な時間
ニールさんは、「神と対話している」という今の状況にまだ不信感があり、改めて神さまに「これは自分の想像の産物かも知れないじゃないか?」と聞きました。
すると神さまは、
神は私たち人間をも創った創造主であり、不可能なことなどないことが聖書で教えられています。
それを証明するために、イエス・キリストが神の子として、何度も奇跡を見せてくれたといわれています。
それが事実だとすれば、人の心を動かしたり、何かひらめきを降ろしたりすることなど、神にとっては簡単なことです。
続けて、まだ自分に神がコミュニケートしていることをなかなか信じられないニールさんは、
神がコミュニケートする人は選ばれた特別な人で特別な時間だけなのではないか?と、神さまに聞きました。
すると神さまは
と答えていらっしゃいます。
霊能者といわれる人や聖職者だけが神のメッセージを受け取れる人では、決してなく、赤ちゃんからお年寄りまでのあらゆる人たちが神のメッセージを受け取れる”特別な人”であること、そして無駄な時間などはなくて、いつもいつも…常に特別な時間なのだと神さまが言われています。
そう考えると、今、この瞬間にいる自分自身がとても愛しく感じられました。
あなたも私も、神さまにとっては特別な人であり、特別な時間にいるのです。
続けて、神さまが”人の話”を神さまの言葉として聞いてしまいがちな私たち人間に、その理由を伝えてくれました。
それは他人の話を「神の言葉」として聞き、それに従っていれば、自分で考える必要がなくなり、また自分の考えで行動することに対しての責任を負わなくて済むからだということでした。
今の時代「自分軸を持て」と、さかんに言われるようになりました。
人生の岐路に立つときや何か大切な物事を選択しなければならないときには、他の人の意見や多数の著書を「参考までに」聞いておくと良いと私も考えています。
たとえそれが親であってもテレビに出てくる学者さんであっても素晴らしいと言われる本であっても、参考までに聞いて(読んで)おき、自分の経験や考えと照らし合わせて自分自身の考えや希望、願いや意志を持って行動する方が安全であり、結果的に他の人のためにもなることを感じています。
そして今、この本を最初に手にした20数年前とは違い、多くの人たちが神さまとの直接のコミュニケーションを望んでいます。
そういう時代に入ったということが実感できます。
19ページの終わりに、神さまが言われています。
この言葉は、ニールさんに対してだけでなく、本の冒頭でいわれたように私たち全員に向けて放たれています。
静かな時間をもち、神に呼びかけ、質問をし、答えが心に浮かんでくること…降りてくることを待つ。
そういう時間は不思議と心が安らぎます。誰にでもそれができるはずなので、ぜひ、やってみてはいかがでしょうか。
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