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体育会ひとり旅 21day in Italy


7時起床。
起床というか起こされたに近い。いびきがうるさすぎて目が覚めてしまった。もう寝れなかったので、出発の用意をしてスーパーへ。朝食のパンとお弁当用のパンを買いに行った。いかに残り物を駆使して美味しくするかという戦いが意外と楽しい、ただチーズとサラミの組み合わせが多くなってしまう。そろそろ新しいレパートリーを増やさなければならない。

朝食を済まし、今日は一旦イタリアに帰国する。チューリッヒからミラノまで列車で3時間半。席はほぼスカスカ。昨夜、全く寝れなかったのでここで爆睡。起きている時間は読書。ここまで来ると本当に生活をしているみたいである。

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ということで久しぶりにミラノ到着。前回と同じホステルに泊まることにした。なぜなら、1泊1800円だから。この先もひとりでミラノに来ることがあればここに泊まると思うし、皆さんにもオススメする。

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ということで、軽く腹ごしらえをして目指したのは

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ここ、サン・シーロ、別名スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァだ。
マジで迫力が半端ねえ。鳥肌がすごい。ユベントスの時はリーグ戦だったし、相手がパルマだったのであまり盛り上がらなかったが、今回はカップ戦なので訳が違う。スタジアムの盛り上がりが激しすぎる。

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スターティングイレブンの発表、イブラヒモビッチの時だけ声量が200倍。ベンチスタートなのが残念だが、。
次にコービーに対する哀しみを祈る。ミラニスタだったらしく、ファンからは盛大な拍手があった。

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試合開始。トリノがすぐ失点するし軽いし、「トリノやる気ないやん」と思ってたらまさかのカウンターで一突き。36番の超身体能力系センターバックが得点。前半はミランがボールを支配するものの、意外とトリノに幅を使われて攻められる。五分五分とまではいかないが見応えのあるゲーム(ハーフタイムなう)。

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後半になってもあまり展開は変わらない。途中からイブラヒモビッチが交代して入ってきた途端スタジアムが大盛り上がり。なのにこいつホンマにやる気ない。ミス多いのに守備しない。まあ誰も言えないのだろう。仕舞いには審判まで明らかなファールを逃しちゃう。でも彼が来てから負けなしということは存在だけでチームに好影響ってことなのだろう。

と考えていたら、あの同点ゴールを奪ったセンターバックがまさかのドッピエッタ。ここでトリノが勝ち越し。ミランも大チャンスを作るものの、トリノのGKがファインセーブを連発。刻一刻と時間が過ぎていく中、10番チャルハノールを投入。アディショナルタイムは5分。周りも帰り始めて、横に座っていた熱狂的なミラニスタの親子は帰りかけていた。その時だった。ペナ外でもらったパスをそのままチャルハノールがシュート。それがゴールに突き刺さり、ついに同点に追いつく。すると親子は帰ってきた笑。最後にイブラヒモビッチに大チャンスが巡ってくるも決めきれず延長戦へと突入。


延長になったトリノはすでに力は残っていない。トリノはボールを持つものの最後の一歩を踏み出せる選手がおらず、逆にミランのカウンターについていくことができない。そして、チャルハノールが左足を振り抜き逆転ゴール。ついに、ミランが逆転に成功。スタジアムは今日1番の盛り上がり。さらに、イブラヒモビッチがダメ押しゴールを決めて勝負あり。「ここでイブラか〜、さすがやな」と思い試合終了。

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ミランが逆転勝利を収めて準決勝進出。
正直、ユベントスの試合よりも熱い試合だった。まさかこんな良い試合が観れるとは。ただ、個人的にはやはりトリノの方が好きだ。サッカー的にも雰囲気的にも。

帰りのメトロ。人が多すぎて入れない。そしたら、ミラニスタが歌い出す。勝利の歌を熱唱。

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さらに、なんて言ってるかは聞き取れない。ユベントスはカスだ〜的なニュアンスのことを歌ってて複雑な気持ちになった。ただめっちゃ面白かった笑。この盛り上がり方は日本じゃ絶対味わえないし楽しすぎた。

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というか、試合の内容書いてるとOBメールを思い出した。

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現地1時前帰宅。今日はほぼサン・シーロでの思い出しか無いがすごく貴重な経験だった。

今日で3週間。残すところあと3日。

Grazie!!



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