最初の冷やし中華と最後の豚もつ煮麺

画像1 梅雨入り前と言うのにやたら暑くて、空もすっかり夏の蒼さだ。町中華の「冷やし中華はじめました」も、今年は季節を先取りした感じがしない。自分は冷やし中華が好きで、毎年6月の初めから半ばに食べ始めるのだけど、今年は気温に先を越された雰囲気もある。まぁ、韓国や盛岡冷麺は激安現金スーパーに年中ならんでるし、冷やし中華もそうだろうけど、食い始めを意識するのはテンションが違う。 まだちょっと早かったかな? なんてどうでもいい思いを箸先に乗せ、辛子をからめながら食べる冷やし中華は別格なんだ。でも、今年はどうだろうな?
画像2 スーパーで見切り品の豚もつと目があってしまい、ついかごへ放り込んだ。もつ煮込みの季節じゃないと思ったけど、変わりゆく季節の名残惜しさを言い訳にする。ただ、いつものクセで山ほどこしらえてしまい、もつ煮に追われる日々が始まったのは、われながら頭が悪いとしか言いようもない。脂たっぷりのもつ煮は冷やすとラードになってしまうから、嫌でも温めて食べるのだけど、汗ダラダラで丼に箸を運ぶたび、ビールが欲しくなってしまうのは計算外の上乗せだ。最後は買い置きの素麺を煮麺に仕立て、韓国風を気取って完食。ごちそうさまでした。

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