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2022年、買ってよかったもの3選その3。

2022年に買って良かった商品を紹介するシリーズ、第三弾です。

2022年シリーズは今回で最後となりますが、今後もおすすめしたい商品を見つけ次第、ご紹介できればと思います。

それでは、第三弾もお付き合いください。


❸アルフォンス・ミュシャのリトグラフ

アルフォンス・ミュシャ「プログラムのためのデッサン」


間違いなく、今までの人生で一番買ってよかったものです。

2022年8月28日、青森県青森市で開催されていたミュシャ展の記念品コーナーで即売会が実施されており、そこで購入しました。額装込みで10万円台前半。


リトグラフとは版画のことで、これは今からおよそ120年ほど前に作成されたポストカードです。

上の写真を見て、「こういう絵、見たことある!」とお思いになった方もいるかと思います。

ミュシャは現代でもとても人気があり、好きな画家として名前を挙げる方も多いですし、オマージュ作品を描いている方もいたりと、さまざまな形で親しまれています。

御多分に洩れず、私もミュシャが大好きです。語り出したら止まらなくなってしまうため、後ほど、ミュシャの魅力を書き連ねる記事を書きたいと思います。

\\未来の私へ。書いたらここにリンク貼ってね//

好きな画家の絵を所有するって、なんだか敷居が高い気がしませんか?
お金持ちの大人の娯楽で、ペーペーの平社員には到底手の届かないものだと思っていました。

けれど私は、推しは推せる時に推さねばならぬ!本物のミュシャの絵を自分の目で直接選んで購入できる機会なんて無い!エイヤーーーーーーーー!!!とその敷居を跨ぎました。


購入して自宅に持ち帰ってきて、丁寧に梱包してもらった箱を開けて絵を眺めているうちに、大好きな画家の絵を所有できた、という喜びが込み上げてきて、びっくりして後ずさりしました。

エッ!?!?!?!?なんでミュシャがここにいるの!?!?!?!?

イヤイヤイヤイヤここに居たらあかんでしょ!!!!!!!ウェェェェェエエエエエ!!!!!

と、声が出ました。

イマイチ分からない、という方向けにこの喜びを分かりやすく伝えるなら、

街中で偶然推しのアイドルを見かけて、勇気を出して声をかけたら、なんか知らんけど家まで着いてきた。

みたいな感覚です。

この子がうちに来てからというもの、毎日眺めてはニッコリしてしまうようになりました。

階段の踊り場に飾ったため、階段を使うたび目に入ります。すでにお釣りが来るくらい眺め倒しています。

精神的な幸福度が爆上がりしたことは言うまででもありません。

「あの時、思い切って買って良かった!」と、過去の自分の思い切りの良さにも感謝し、後悔せずに済んだことも精神的な満足感につながっているように思います。

好きな画家の絵を買えるチャンスが巡ってきて、しかもそれが贋作やコピー作品ではないことが明確である、さらに、支払っても生活が破綻しない範囲の額である場合。

私は、購入をおすすめします。

(高額な買い物になる場合がほとんどなので、もちろんよーーーく考えた上で決めてくださいね!)


と言っておきながら、かなり危ない持論を申し上げます。

今回、絵の購入にあたって頭によぎったのが、

この絵、現金が見て楽しめる資産に一時的に形を変えただけなので、実質無料では?

という自己暗示です。(相当危険)

大好きな画家の絵を金銭的な価値観から評価するのは気が引けますが、ある程度の絵画はきちんと保存すれば、価値が落ちる危険性が低いと言うのはおおかた間違っていないでしょう。

実際、株式売買と同じような形で、投資目的で絵画を購入する方もいるくらいです。

もし将来万が一のことがあった時は、この絵を売ってピンチを凌ぐつもりです。(お気に入りすぎて絶対売りたくないので、あくまで本当の最終手段ですが…)


…というわけで、お好きな画家の絵、所有すると心がとっても潤います。

チャンスが巡ってきた際は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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