島浦の資源について≪島浦地区≫
はじめまして、島野浦未来会議の大谷真怜です。
今回は、宮崎県延岡市の沖合に浮かぶ人口900人ほどの離島にはどんな資源があるのかを紹介します。
島外の方からみて島浦をより素敵な場所だと知ってもらえたらと思います。
本題に入る前に、私の紹介をさせてください。
実は私、まだ島浦の人ではありません。
島浦には来年度から結城嘉朗さんと共に仕事や島浦の事を頑張っていく予定の者です。(今は宮崎大学で水産専攻しています。)
そんな私が、外からの目線で紹介できたら良いなと思っております。
さて、島浦の資源は大きく4つあると私は思っています。
「大らかで温かい島民・主産業は漁業のみ・歴史と伝説・とても綺麗な海」
の4つです。では、早速紹介していきたいと思います。
1. 大らかで温かい島民
宮崎の人は全国的にも大らかで温かい人が多い(県民性)ですが、特に島浦はその県民性が、ゆったりとした島浦の環境や風土と相まって色濃く感じられます。宮崎県下26市町村の人々を見てきた私が思うにトップクラスといっても過言ではないくらいです。
所在地こそ延岡市にはなっているものの、延岡の人とは雰囲気もしゃべり方も違います。島の人と密に関ってチャレンジできる時間と環境があるといっても過言ではないと感じます。
2. 主産業は漁業のみ
歴史的にみても島浦はずっと漁業で成り立っている地域でした。それはもちろん現在も、スーパー2軒と民宿がありますが、外からの需要に関して対応が遅れている状況です。
漁業にチャレンジする土台はもちろん、飲食業や宿泊業など様々な事にパイオニアとしてトライできる環境があります。
3. 歴史と伝説と今
実は島浦には興味深い歴史と伝説があります。
大塩平八郎の娘の関月尼が移住しにきたり、延岡藩は参勤交代の際に休憩地として利用、伊能忠敬も測量でしっかりと訪れたりと昔から利用されていたようです。
今も引き継がれる島野浦神社秋季大祭は、次世代に伝えたい島の景観として国土交通省「島の宝100景」に選ばれています。
また、全国の三十三観音が平地と賛同を含む島全域に確認されています。メキシコ女王の黄金伝説といって過去に警察隊など行政がそのお宝を捜索しに来ているという歴史的事実も残っています。
まだまだ深彫りすればするほど歴史が見つかる雰囲気の島浦は、歴史好きの方にもその景観と共に楽しめる可能性が秘められているかもしれません。
4. とても綺麗な海
島浦は、県内でもトップクラスの透明度を誇る海に360度囲まれています。私的には釣り・シーカヤック・ダイビングを思う存分楽しめる環境だと感じています。釣りでは、様々な魚を狙うことができます。瀬渡しではメジナが有名ですし、7kgのカンパチがルアーで釣れたり、30cmはあるマアジが海面いっぱいに回遊して入れ食いになることも珍しくありません。水族館で見られるような綺麗な魚が釣れることもあります。実は島浦には国内最大級のオオスリチサンゴの群落があります。オオスリバチサンゴだけでなく、カラフルなサンゴが船の上からでもしっかりと見ることができます。ダイビングなどで潜ればサンゴと様々な魚が相まって素晴らしい世界を味わうことができます。
皆様いかがだったでしょうか。今回は、島浦の資源について記させていただきました。少しでも島浦に興味を持っていただけたら嬉しく思っています。
このチャレンジし放題の島浦、いかがでしょうか?もし興味があれば、お話はもちろん実際に島浦にも足を運びに来てください。
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