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【BAL】5月の戦いを振り返る~野手編~

こんにちは。Let’s5Gです。

本日は「野手編」ということで、5月の野手陣について振り返っていこうと思います。
「投手編」は既に投稿してあるので、そちらも併せて読んでいただけると幸いです。


【チーム野手成績】

打率   .248  (17位)⇩
本塁打  31     (14位)⇩
出塁率  .319  (19位)⇩
長打率  .416  (15位)⇩
OPS      .735  (16位)⇩
BB        94     (10位)⇩
盗塁     15     (21位)⇩
※矢印は先月比

(MLB.comより作成 ※成績は全て5月月間成績)

 4月ほどの打撃力はなく軒並み成績が低下しました。
なかでも4月リーグ3位だった盗塁数は21位、リーグ5位だった出塁率が19位と大きく順位を落としています。

盗塁数は、4月絶好調でグラウンドを駆け回ったMateoの大不振が影響しているかなと感じています。笑

【Jorge Mateo】

53試 6HR 24打点 打率.228 OBP.270 SLG.380 OPS.650

(MLB.comより作成)

4月は打率.333/6HR/OPS.1044と絶好調でしたが、5月は打率.128/0HR/OPS.316と大ブレーキ。4月終了時は、少しずつ成績は落ちてくるかなと思っていましたが、まさかここまでの急ブレーキは予想していませんでした。

MateoのK%は4月14.5%→5月28.3%まで悪化し、昨年のような打撃に戻ってしまいました。特にOffspeedに対するChase%は50%もあり、スプリット・チェンジアップ系には苦戦していた印象です。
Hyde監督も打順を下げながら辛抱強く起用しているので、彼の早期復調に期待したいです。

【Austin Hays】

54試 6HR 24打点 打率.305 OBP.344 SLG.492 OPS.836

(MLB.comより作成)

Mateoとは違い4月からの好調をキープし続けているのがHays。
打率.305はア・リーグ6位の好成績です。

過去2年間レギュラーとして出場してきましたが、いずれも打率は.250台でしたが、ついに殻を破ったような活躍です。

【Cedric Mullins】

 5月31日にMullinsが右股関節痛により10日間の故障者リストに登録され戦線離脱となりました。

 ここまでチームの切り込み隊長として、打率.263/8HR/OPS.835さらに1番打者ながらチームトップタイの39打点、Mateoに続く13盗塁と攻守にわたり活躍していました。

Mullinsの戦線離脱は非常に痛手ですが、離脱に伴いNYYから獲得したAaron Hicksが穴を埋める活躍をしてくれています。


【Aaron Hicks】

1989年(33歳) 185cm 93kg  右投両打

 MIN、NYYと2球団でプレーし2018年には27HR/OPS.833とNYYでブレイクを果たします。翌2019年の開幕前にNYYと2025年までの長期契約を結びますが、不振もあり今年5月にNYYをDFAとなります。

BALに入団後はここまで5試合の出場ながら打率.400/1HR/OPS.1233を記録しています。

彼の特徴は選球眼の良さです。2018年には90四球を選んでおり通算でも打率.231に対し出塁率は.330あります。

【まとめ・6月展望】

ここまで投手編・野手編と2回にわたって5月を振り返ってきました。
Cano、Bautistaの鉄壁リリバーの活躍により5月も好調をキープしましたが、4月絶好調だったリリーフにも少しずつ打たれる場面や野手陣の成績低下など、好調に陰りが出てきているかなと感じる場面がちょこちょこありました。

(6月のスケジュール MLB.comより)

ですが、シーズンは長いので調子の良し悪しはあります。
6月は半分がインターリーグです。引き続きBALの応援よろしくお願いします。

それでは今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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【参考文献】


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