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テオスカー・エルナンデス選手が2024年のホームラン競争を優勝

☆テオスカー・エルナンデス選手の母国であるドミニカ共和国の記事です☟



テオスカー・エルナンデス選手が2024年のホームラン競争を優勝。決勝戦でカンザスシティ・ロイヤルズの遊撃手ボビー・ウィットJr.選手を破った。

月曜日の夜にホームラン競争が開催され、ロサンゼルス・ドジャース所属のテオスカー・エルナンデス選手が、カンザスシティ・ロイヤルズに所属する地元テキサスのスター選手:ボビー・ウィットJr.選手を破って優勝した。決勝戦のスコアは14対13だった。

31歳のエルナンデス選手は計3ラウンドで合計49本・総飛距離3.98マイルのホームランを放ち、ホームラン競争を優勝した史上初めてのドジャースの選手となった。なお、カンザスシティはこれまでホームラン競争の優勝者を輩出したことがない。

ウィット選手は、残り1アウトで1本を打てば同点という場面で、大きな当たりを打った。打球は球場でもっとも深い左中間のゾーンに飛び、フェンスの上半分にぶつかった。

両者は決勝戦の最初の2分、ボーナススイングの前までに11本のホームランを放った。ウィット選手は2分間でボーナスを追加することに失敗したが、連続で打ったホームランのうちの1本が飛距離457フィートに到達し、追加ボーナスを獲得した。

ウィット選手はグローブライフ・フィールドの約15マイル北にあるコリービル・ヘリテージ高等学校を卒業すると、2019年に全体2位でロイヤルズから指名された。ホームラン競争への出場は今回が初めてだったが、2018年にワシントンで開かれた高校生ホームラン競争を優勝したことがある。したがって、2つのホームラン競争に出場した唯一の選手である。

ウィット選手は準決勝で、クリーブランドに所属する三塁手のスイッチヒッターでドミニカ人のホセ・ラミーレス選手を17対12で退けた。エルナンデス選手はフィラデルフィア所属の三塁手アレク・ボーム選手を、3スイングの延長戦の末16対15で破った。両者は最初の3分間とボーナスタイムで14本ずつ放った。ボーム選手は延長戦を回避できそうだったが、最後に放った打球は左中間のウォーニングトラックに落ちた。

クリーブランドの三塁手でドミニカ人のホセ・ラミーレス選手と、フィラデルフィアの三塁手アレク・ボーム選手は、1回戦で21本のホームランを放ち、カンザスシティのボビー・ウィットJr.選手と、同じくドミニカ人でドジャース所属の外野手テオスカー・エルナンデス選手と共に準決勝に駒を進めた。

ニューヨーク・メッツの一塁手のピート・アロンソ選手は、ケン・グリフィーJr.選手に並ぶホームラン競争3勝に挑んだが、1回戦で12本しか打てずに敗退した。

今年の勝ち上がり方式は昨年とは異なり、1回戦でもっともホームランを打った上位4名が準決勝に進出するという仕組みだった。

グローブライフ・パークからわずか15分のところにある高校に通っていたウィット選手は20本。対するエルナンデス選手は19本で準決勝に進出した。

アロンソ選手は最初のスイングで左中間方向に428フィートのホームランを打ったが、リズムをつかむことができなかった。その他の1回戦の敗退者は、本命視されていた地元テキサス・レンジャーズ所属のキューバ人右翼手アドリス・ガルシーア選手、アトランタ所属の外野手マルセル・オスーナ選手、ボルチモア所属の遊撃手ガナー・ヘンダーソン選手だった。

「がっかりしているが、私にとっては本当に幸せなことだし、この場にいられるのは楽しい。今日は自分の日ではなかったということ」と、アロンソ選手は述べた。

ナ・リーグ史上最多となる8名がオールスターに選出されたフィリーズの選手の1人であるボーム選手は、今シーズンは11本しかホームランを打っていない。これはホームラン競争出場者の中でもっとも少ない数字である。彼はできるだけレフトスタンドに打とうと思っていたと述べており、その言葉どおり、1回戦で21本のホームランを放った。

ラミーレス選手は、昨年のホームラン競争および当日の打撃練習とは異なり、左打席に立った。

MLBオールスター・ゲームは火曜日の20時に、2023年の優勝チームであるテキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・スタジアムで開催される。

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