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サブカル大蔵経643谷川彰英『地図と地名に秘められた北海道の暗号』(宝島社新書)

沢山の人が関わった北海道。

あらためて北海道とは何か。

米国、豪州、樺太、満洲と比べてしまう。

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アイヌは互いをカイナーと呼び合う。カイはこの国の民、ナーは敬語。と音威子府のアイヌに聞いた松浦武四郎はカイを使い、北海道と命名した。p.12

 北海道の海はカイナーかぁ。道内では『カイ』という専門誌もあります。

豊平はトゥイ(崩れた)・ピラ(崖)。p.18

 いろんなものを運び、呑み込んだ川。

ポンチン川、チンコロ川、オチンナイ川。チンは、毛皮を乾かす枠組p.39

 たけし軍団的な川。旭川にもポン川。アイヌ語を観光に使うところは、意外とこういうところが発端でも良さそう。

イは名を呼べない神。蛇・羆説も。p.48

 神の名は呼べない。呼べない名前。

後志・比羅夫は阿倍比羅夫から。p.79

 今やオーストラリア人が冬季間住む道内屈指のリゾート地。

南沢は元祖ラベンダー地区p.82

 札幌の南区がラベンダー元祖だとは。この地域は今は熊がよく出ます。

水戸黄門海風丸、石狩着、那珂湊帰還p.113

 那珂湊と石狩が結ばれていました。

石炭運搬港室蘭説に反対したクラークは、小樽を推奨。南北戦争。p.114

 室蘭対小樽!

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