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サブカル大蔵経397朝日新聞出版編『京都とっておきのお取り寄せカタログ』(朝日新聞出版)

こういう類の本は、発見や出会いを求めるよりも、知ってる店や商品が載っているか、なぜあそこが載っていないのかという妙なプライドを自己満足させるために買っているのかもしれません。

 結局私も『淑女の予約帖』で女子アナたちがやってることと同じなんですよね。

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美山荘の冬おこわ詰め合わせ。竹皮に包んだまま温め、香りごと楽しんで。p.37

 京都らしいパッケージング。一目見て、中東さんの著作を思い出しました。

イノダコーヒーのアラビアの真珠。京都の朝のおきまりp.41

 この缶は部屋にあります。

村上重本店の千枚漬。親子3代に愛される漬物店。p.61

 毎年お歳暮と自家用に取り寄せています。本店に早く行くと千枚漬の切り落としがレジ横で売っている時もあります。それだけを買いに来る人もいると聞きました。「切り落とし文化」って、京都にあるような気がしています。普段は始末屋さんですからね。

祇園むら田の練り白ごま。p.66

 菊乃井の村田さんのつながり

三嶋亭の黒毛和牛ロースすき焼き用p.107

 京都の人は牛肉とすき焼きに命かけてます。

永楽屋のおもやい。京のあまからやp.126

 ここも御礼やお返しに便利です。

鍵善良房のおちょま。p.135

 ここのお干菓子も可愛くて日持ちするので多く買っておけば重宝します。

するがや祇園下里の豆平糖。素朴な甘さ。p.141

 祇園の中でこの店だけ別世界です。

林万昌堂の袋入り厳選大甘栗。p.147

 父の大好物。いただくと嬉しいです。

紫野和久傳の西湖。p.181

 京都駅から帰る時は伊勢丹の地下に寄って和久傳で西湖買えるようになりました。

はし本の文の香。p.211

 昔はここでよく買い物しました。たまに旭川にも京都展で来てくれてました。

市原平兵衛のみやこばし。p.216

 母はここのお箸しか認めてませんので、今でも家族一同使わせてもらってます。

有次の包丁。p.218

 蕎麦切り包丁をここで買いました。よくしてくれた御礼に、お店へ北海道からそば粉を送りました。

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