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サブカル大蔵経 日本編

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#哲学

サブカル大蔵経755國分功一郎/互盛央『いつもそばには本があった。』(講談社選書メチ…

本との関わりの中で紡がれた熱い書簡集。 哲学を読みたくなりました。 読む人それぞれがいろ…

永江雅邦
2年前
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サブカル大蔵経453大井正/寺沢恒信『世界十五大哲学』(PHP文庫)

佐藤優さんが書いたのかと思うほどですが、こうした固い良書が復刊されるのは素晴らしいことだ…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経379 飛田良文『明治生まれの日本語』(角川ソフィア文庫)

【カレーライス】は大正の終わりに生まれた新語なのである。p.6  大正といえば、鬼滅の刃……

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経341中村雄二郎『術語集Ⅱ』(岩波新書)

日常に入り込んでいることばを中村雄二郎さんが丁寧に確認していく本書。再読して今回は特に医…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経17 伊藤邦武/山内志朗/中島隆博/納富信留編『世界哲学史1』(ちくま新…

「人間とは何か」に驚くことであろう。p.29  発刊始まっていたちくま新書のシリーズ。慌て…

永江雅邦
4年前
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サブカル大蔵経86広川洋一『ソクラテス以前の哲学者』(講談社学術文庫)

 紹介・解説・翻訳と、至れり尽くせり。著者の静かで真摯な使命感を感じます。哲学をサブカル…

永江雅邦
4年前
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サブカル大蔵経239宮沢章夫『わからなくなってきました』(新潮文庫)

「わからなくなってきました」という状態を流さない孤高の書。 そこで立ち止まってくれるのか、そこからしか見えない風景を伝えていただいて、ありがたいとしか言いようがないが、立ち止まらなくてもいいのにね、というのが「常識」ということなのかもしれないということもわかったような気がする。そこを立ち止まるのが哲学という状態なのか。 アナウンサーは興奮気味に言うのだ。「わからなくなってきました」(中略)そんなに無責任な言い方をしてもいいものなのだろうか。p.12  現実の中の実況。

サブカル大蔵経219中村昇『落語-哲学』(亜紀書房)

落語と哲学。大学時代、落研と印哲に所属していた私のための本か^_^と思いきや、読んでも難し…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経221國分功一郎『原子力時代における哲学』(晶文社)

反原発運動にも原発推進派にもなかったもの。人間と技術、ハイデッカーを通して人間と原子力の…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経181橋本治『マンガ哲学辞典』(河出書房新社)

 〈枠の中の常識〉を橋本治がその外側から描くイラスト哲学の書。いかに私たちが枠の中にいる…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経137鷲田清一『濃霧の中の方向感覚』(晶文社)

 聴く人が話すと、なぜ名言が多いのか。声の大きな人が目立つ中、本物の声は聴くから始まる。…

永江雅邦
3年前
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