マガジンのカバー画像

サブカル大蔵経 日本編

749
運営しているクリエイター

#江戸時代

サブカル大蔵経982圭室文雄『葬式と檀家』(吉川弘文館)

檀家という言葉こそ、今最もイメージの悪い言葉のような。寄付とか、面倒くささとか、それ以上…

永江雅邦
2年前
3

サブカル大蔵経934渡辺京二『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー)

奇跡の怪老人・渡辺京二は今の日本のいびつさを研究する為に、『風雲児たち』のようにたった独…

永江雅邦
2年前
5

サブカル大蔵経927和辻哲郎『日本倫理思想史』⑶(岩波文庫)

かつて一向宗の狂信者であった本多佐渡守は、そういう宗教的要求を儒教によって充たすとともに…

永江雅邦
2年前
6

サブカル大蔵経778武藤禎夫編『元禄期軽口本集』(岩波文庫)

今や日本の一大勢力となった〈お笑い〉、〈芸人〉とは何か。その源流はどこか。 江戸期に編ま…

永江雅邦
2年前
5

サブカル大蔵経665森和也『神道・儒教・仏教』(ちくま新書)

「江戸時代を受け継いでいる我々の日本の仏教」を読み解く大河の如き書。新書のレベルを超え、…

永江雅邦
2年前
12

サブカル大蔵経615福田千鶴『徳川綱吉』(山川出版社)

異能の将軍・徳川綱吉こそが、血生臭い戦国を終焉させて、平和な近世を開いた…。綱吉の政策が…

永江雅邦
3年前
1

サブカル大蔵経614松井洋子『ケンペルとシーボルト』(山川出版社)

日本を訪れた欧州人の知的好奇心と政治。 旅行人・ケンペルのルポ。 そのゴールは異能将軍・綱吉との面会。 シーボルトの自我。 日本が最もオランダに近づいた日。 出島のオランダ人は、国の代表ではなく、オランダ東インド会社の職員。p.2  肩書きは職員。三井物産みたいな? 北ドイツ、スウェーデンから陸路で来たケンペル。ペルシア、インド、ジャワ、日本。p.10  逆猿岩石ルート。 ケンペル『日本誌』が、モンテスキュー・ヴォルテール・カントに影響。p.29  ロンリ

サブカル大蔵経381安藤昌益著/奈良本辰也訳注『統道真伝』上下(岩波文庫)

図は米粒と胎児の比較図p.152です。 荒俣宏さんの著作で紹介されていた安藤昌益、一度読んで…

永江雅邦
3年前
2

サブカル大蔵経197中野光敏『江戸名物評判記』(岩波書店)

 サブカルチャーの元祖?の研究。岩波新書の大判で読みました。貴重な研究だと思いました。 …

永江雅邦
3年前
1

サブカル大蔵経69渡辺京二『近代の呪い』(平凡社新書)

 渡辺京二の存在をみんな発見しているのだろうか?私もようやくこの一年で出会えました。熊本…

永江雅邦
4年前
4

サブカル大蔵経44 西村玲『近世仏教論』(法蔵館)

 著者の死後に編まれた論文集。重複が多いが、数種類の新書出せるくらいの分量と範囲だと思う…

永江雅邦
4年前
7