「衣替え」はいつする?衣類の収納法をCheck!
必見=「衣替えのいらないクローゼット」の是非?!
衣替えは、春と秋に行います。ベストなタイミングとやり方がありますので、ポイントをしっかりおさえておきましょう。今回は、収納のアイデア、防虫剤や除湿剤の使い方、時期に沿った衣替えポイントを詳しくまとめました。
しっかりマスターすれば、いつもより簡単に衣替えができるようになります。
春と秋の衣替えのコツは?
衣替えは何月がいい?いつからやるべき?気温もポイント!
衣替えは、5〜6月の春と、9〜10月の秋に行います。どちらも連休などを活用すると、無理なく行えます。
時期だけではなく気温もポイントで、20度前後の日が多くなった、と感じたら衣替えシーズン到来のサインです。
雨の日はNG!お天気に気を付けて、湿度もチェック!
衣替えでは湿度に気を付けることも大切です。梅雨や秋の長雨の時期はなるべく避けて行いましょう。
雨の日や曇りの日は避け、晴れの日が数日続いた後が特におすすめです。
室内の湿度が低くなっていると、カビなどのトラブルも防げます。温度計と合わせて、湿度計もチェックしておくと安心です。
便利グッズを使えばより簡単♪ ~圧縮袋や衣装ケース等を使った収納方法
衣替えには、便利グッズを使うと仕分けが簡単です。圧縮袋や衣装ケースなどを上手に使って、次の衣替えでスムーズに取り出せるようにしましょう。
量の多い冬小物は、中身が見える洗濯ネットなどにまとめて収納しておくと次シーズンに見つけやすく、新たにグッズを購入する必要もなくおすすめです。
春の衣替えでは特に意識してみてください。
衣替えは断捨離のチャンス!
洋服を捨てるタイミングがわからない方は、ぜひこの機会に見直してみてください。
まずは、見た目で劣化の度合いをチェック。ヨレや染み、破れなどがないか確認しましょう。
最終的な決定ポイントは“来年も着たいかどうか?”。
古着は、フリマアプリへの出品のほか、リサイクルや資源回収に回す方法もありますよ。
通年着るスーツの衣替えについて
春と秋、2回の衣替えが必要です。
スーツの場合、春の衣替えは少し早めの4月中旬以降が最適で、5月の連休が明けたら完全に春夏もののスーツに切り替えましょう。
秋の衣替えの時期は反対に少し遅めで、10月中旬頃が秋冬スーツに切り替える目安になります。スーツは衣替えの前にまずクリーニングに出しましょう。
戻ってきたら、クリーニング店の袋に入れたまましまうのではなく、袋から出してスーツ用のハンガーやカバーを使って収納します。
スーツと同様、ワイシャツやネクタイなどのアイテムも衣替えが必要です。
“しない”という選択肢も~「衣替えのいらないクローゼット」とは?
衣替えは、必ずしなければならない、という訳ではありません。
一年を通して着る衣服を、ひとつのクローゼットで管理する方法もあります。その場合は、量を把握することがポイントです。
不要なものは思いきって処分し、必要最小限の衣服をクローゼットの中を上手に分割して収納します。
突っ張り棒とハンガーを使って夏物と冬物エリアに分けたり、引き出しには今着る季節のものを上部に、オフシーズンのものを下部にしまうのがおすすめです。
衣服のしまい方の基本をおさえよう
衣替えの前に「しまい洗い」を ~洗濯表示もきちんと確認~
「しまい洗い」とは、服をしまう前に洗うこと。つまり、衣替えの前に衣服の汚れをきちんと落としておくことです。
基本中の基本ですが、汚れを落としてから保管しないと、黄ばみなどの原因になります。
特に秋の衣替えでは、夏服の汗染みをしっかり落とすことが大切です。
また、衣類によっておうちで洗えるものと洗えないものがありますので、まずは洗濯表示を確認してクリーニングに出すものはまとめておくと便利です。
洗剤選びも抜かりなく
次のシーズンでも快適に着られるよう洗剤選びを工夫しましょう。
消臭効果やしわが付きにくくなる効果が期待できるアイテムもありますので、気になるポイントに特化したものを選んでみてください。洗った後はしっかりと乾かしてからたたみましょう。
衣類に合わせてしまい方&たたみ方を工夫しよう
冬物の衣類はかさばるものが多いため、収納スペースを上手に使うことがカギとなります。
セーター類はコンパクトにたたんで、収納ケースなどに外側から見えやすいように収納しましょう。クリアケースに入れると次のシーズンに出す際、探しやすくなります。
衣類を上に重ねるのではなく、立ててケースに垂直にしまっていくと上からも見やすくなります。
プリーツのある服やスカート、パンツなど折り線をなるべく付けたくない衣類は、クローゼットの中に吊るして収納するのがおすすめ。
カビやダニ、虫食いによる衣類のトラブルを回避!
【カビ】を防ぐには? ~環境面にも注意~
カビを防ぐには湿気を避けることがポイントです。衣替えはカラッと晴れた湿気の少ない日に行いましょう。
衣類だけでなく、収納ケースなどもしっかり乾燥させてください。
押し入れやクローゼットの中に「除湿剤」を置く方法もあります。
湿気は下の方に溜まるので、置き場所にも工夫してみてください。
除湿剤がないときは、容器に大さじ3~5杯ほどの「重曹」を入れて置いておくだけでもOKです。中身がこぼれないようにフタをしたい場合はガーゼやキッチンペーパーなどをかぶせるとよいでしょう。
【虫食い】を防ぐには? ~衣替えの時期にも注意~
虫食いを防ぐには防虫剤を使うのがポイントです。
防虫剤の効果が期待できる期間をチェックして最適なものを選んでください。防虫剤の成分は上から下に伝わっていくので、収納ケースなどに入れるときには、服のいちばん上に置くようにしましょう。
衣類をぎちぎちに詰めてしまうと防虫剤の効果が行き渡らない可能性があるので、適度なスキマを残しましょう。
春は虫の産卵時期である5月前に衣替えを行いますが、衣類にアイロンをかけて死滅させてからしまう方法もあります。
衣替えを防虫剤を替えるタイミングに
防虫剤があるからと安心せず、効き目の効果も把握しておきたいところです。
シールに、使用する製品の持続効果期間をチェックしてメモして貼っておくのがおすすめです。
「春の衣替え」~冬物衣服の収納方法~
ダウンジャケットのしまい方
ダウンジャケットは少しかさばるため、収納スペースに合わせて上手にしまっていきましょう。
吊るす、またはたたんで収納する方法があります。
専用のポーチに入れたり、丸めて数ヶ所ひもで結ぶ方法などがあります。
コンパクトにしたいときには、空気を抜きながらたたむのがコツです。
コートのしまい方
しわが付きやすいコートは、クローゼットに吊るして収納するのがおすすめです。
コートをたたんでしまいたいときには、折る部分にタオルをはさんでしわを防ぎましょう。
コートが必要になるのは冬本番のみです。収納ケースを使う場合は、コートよりも先に出すことになる洋服を上にのせておくとのちのちの取り出しがスムーズになります。
セーターのしまい方
袖が重ならないようにずらすと、全体の厚みを減らせます。収納ケースの高さに合わせてたたむとスペースを無駄なく使って収納できます。
ハンガーのまま収納すれば、肩くずれせずに、しかもラクチンです。
毛玉が気になるときには、次のシーズンですぐに着られるよう、しまう前にケアしておくのがおすすめです。
ニット帽やベレー帽、その他小物のしまい方
型崩れが心配な帽子には紙などを丸めて入れておくと予防できます。
扉の裏側にポケットを付けて収納したり、透明ケースなら中身がわかって便利です。
マフラーや手袋、タイツなど冬小物は、バラバラになってどこにあるかわからなくならないように、それぞれセットにしてまとめて収納しましょう。
洗濯ネットなどにまとめて衣類と一緒にしまうなど、取り出し時にわかりやすくしましょう。
秋の衣替え~夏物衣服のしまい方~
Tシャツや薄手のブラウスなどのしまい方
夏服は薄手のものが多いため、しわにならないようにたたむことがポイントです。
基本は長方形です。ブラウスやワンピースなども長方形になるように形を整えてみましょう。
収納ケースの高さに合うように折りたたむのもコツです。
夏服はコンパクトにたためます。スペースが空いてしまったときにはストッパーをかけると、タンスやケースの中に余白が生まれて使いやすくなるだけでなく、しっかりおさまって便利です。
浴衣のしまい方
しっかり洗って乾かしてから、アイロンをかけておきましょう。
小物も一緒にセットしておくと、着るときにスムーズに準備できます。
クローゼットにしまいたいときには、スカートハンガーなどにかけて吊るすと良いでしょう。
水着や水泳グッズのしまい方
水着も関連グッズとひとまとめにしてから収納するのがポイントです。
防虫剤を入れるときには、生地に直に触れないようにすると染みなどを防げます。
水着は伸ばしながらコンパクトにたたみ過ぎると、繊維が伸びてしまうおそれがありますので気をつけましょう。
家族それぞれのものがわからなくならないよう、個々に分けてからまとめると便利です。
いざ着ようと思ったときにスムーズに着られるように、賢いしまい方でハッピーな衣替えを! 丁寧にケアすれば衣類も長持ちします。次のシーズンもお気に入りの衣服でおしゃれを楽しんでください。
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