ウクライナで避難民のサポートをしてる 土子さんのお話を聞きに行ってきた。

きっかけは、フェイスブックかインスタだったかで流れてきたフリーハグの人、桑原功一さんの動画。

ウクライナでフリーハグボードを掲げ、心を繋ぐ。
そして現地の方が話してくれたことと、砲撃により破壊されてしまった町の惨状をつたえてくれていた。

そして
ある日流れてきた一本の動画。
「ウクライナの地下鉄に住む75歳の日本人」

避難民をサポートしている外国人はたった一人。土子文則(つちこ ふみのり)さんだけだという。

理解が追い付かなかった。

なんだかモヤモヤの残るままでしたが、お話会が企画されたので聞きに行ってきた。

個人的に聞きたかったのは、
「ロシア側との接点、ロシア人との関係」
日本では、ウクライナを支援する話だけ聞くけど、ロシア側のことも知りたくて。
双方の意見を聞きたい。そう思ってた。

が、戦争とはそんな甘いものではないことを思いしらされた。
理不尽に失われる命。

ロシアにも侵略・進行・戦争を反対する人はいる。
でも、一個人ではなく「ロシア人」に奪われた命の重みは、他人が言葉にできるものではなかった。

プーチンが死んだらこの戦争は終わるのか?
そんな問いに、ゼレンスキー大統領は領土を取り戻すまでは終わらない という意見もあった。

赤十字やユニセフを通じて募金活動をよく見るけど、募金額の8割方流れて、全部が支援に回ることはないという話もしてた。これは、そうだと思う。

1日も、はやく終わりになってほしい。
子どもたちのためにも。

避難民150人が暮らしているウクライナ第2の都市
ハリコフの地下鉄の駅。
市長の発表では避難民はいないことになっているそう。
だから、支援物資も届かず、ボランティアに来る人もいない。
土子さんは、「地下鉄の駅で避難民が生活してるらしい」という風の噂を自分の目で確認しようと訪れてきたそう。
そして、目にしたのが、1日1食でしのいでいる人たち。子どもたちを目の前にして、

あなたならどうする?

そんな問いかけを受け、未だに悩んでいる。
仮に私がその状況を目にしたら、助けるほうに動くか、150人という人数に無力を感じるか。後者の方だろうと思う。

頭で考える限り。

土子さんは年金生活者だけど、目の前の理不尽にも生活を壊されてしまった人たちにご飯を食べてもらおうとそこに残ってサポートを始めた。

スライドを映しながら話してくれるのだけど、子どもたちの写真の時、無言の時間とスライドに話しかけるような感じが印象に残った。
頭がパンクする情報量をきいたのだけど、私が特に響いたのが「日本は戦争しない国と認識されている」という話と、「戦時下であろうと子どもの教育は未来への希望でとっても大事なんだ」という当事者が身を以って感じたことを話してくれたのが響いてます。

心の支援が必要なんだ。






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