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旅があなたの人生をドライブさせる。西洋占星術という羅針盤。

私は人生の転機が訪れる度に、思い切って海外旅行へ出かけるようにしています。

私にとって旅とは、凝り固まった現状を打開し新しいアイデアやインスピレーションを与えてくれるものだという風に感じています。

西洋占星術を学んでからは、土地のエネルギーが私に影響を与えてくれていたのだということが理解できました。

この記事では過去に私が訪れたことのある場所から、私がどのようなエネルギーを受け取り、その後の人生がどう変わっていったのかについてお伝えできればと思います。

西洋占星術では自分の生まれた場所と時間が分かれば、下の画像のように自分にとってのパワースポットを見つけることができます。

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興味ある方は以下のサイトを覗いてみてください。

2011年、太陽が通るベトナムへ

東日本大震災が発生した翌月、私はベトナムのハノイへ飛び立っていました。

ちょうどサッカー日本代表のチャリティマッチが行われており、サッカー界のレジェンドこと三浦知良選手がゴールを決め、暗い世の中をひと時の間明るく照らしてくれていました。

私はというと、大学を卒業しブラック企業を4ヶ月で退職してからというものどの仕事も1年以上続かず、派遣されていた工場の仕事が年度末で契約終了となったタイミングでした。

工場と家庭教師のアルバイトで貯めたお金をすべて使い、これから始まる旅への期待と先の見えない将来への不安が入り混じっていました。

首都ハノイでは陽気なベトナム人の兄ちゃんに飲みに連れて行ってもらったり、ホイアンという小さな町では日本人の女の子と友達になって旅の話に刺激を受けたり、ニャチャンという港町ではクロアチア人の旅行者とサーフィンしたり、それなりに楽しい思い出となりました。

旅を終え日本で過ごしていたある日、私は自分で勝手に思い込んでいた「こうあらねばならない自分像」というものの存在に気づき、それを思い切って捨て去ろうと決意しました。

そしてすぐに友人に連絡を取りバイクで東京に向かい、弟の家に居候させてもらい、やってみたかったメッセンジャーという自転車便の仕事に就くことができました。

余計な肩の荷が降りた私は、そこから仕事人生が好転し始めたように思います。

私にとってベトナムは"太陽"を示す場所であり、本当の自分とは何者であるかということに気づくことができる場所だったのです。

2013年、火星が通る香港へ

充実していたメッセンジャーの仕事でしたが、2年半が過ぎたとき私はこのまま仕事を続けるか、それとも何か新しいことにチャレンジするかを決める岐路に立っていました。

メッセンジャーの仕事は肉体的にきついもので、何年も高いパフォーマンスを維持し続けることは難しいと感じていたのです。

そんな中、たまたまTVで観たアメリカのITベンチャー企業の若者たちに心を奪われました。

新たに開発したサービスを投資家たちに熱くプレゼンテーションしている彼らの姿を目の当たりにし、自分もそんな場所で活躍してみたい、そう思ったのです。

何から始めていいか分からなかったので、ひとまずWebデザインの学校に通ってみることにしました。

そんな折、飲み会の席で知り合った香港在住のポルトガル人の友人を訪ねて、香港に旅行に行きました。

香港では彼女が何から何まで面倒を見てくれて、現地に友達がいる旅行の楽しさと有難さが骨身に染みました。

これからWeb業界でチャレンジしようと思っている、と彼女に伝えると「あなたならきっとうまくできる」と言ってもらえたことも自信になったと思います。

日本に戻ってからIT業界で働いている友人に仕事先を相談すると、すぐに職場を紹介してくれ、あれよあれよと言う間に採用され、念願のWeb業界の仕事に就くことがきました。

物事をスタートさせる時に勢いづけてくれるのが火星のエネルギーの特徴です。香港は私の想いを後押ししてくれる、そんな場所だったのです。

2014年~2018年、土星が通る大阪へ

時給800円のアルバイトからスタートしたWeb業界の仕事は、なぜか初日から「やっていける」という自信がありました。ほとんど何も知らなかったのですから、自分でも不思議です。

最初に任された仕事は大阪のとある市のホームページの保守担当でした。

これが蓋を開けるとびっくりの大炎上案件だったのです。

納品したシステムのトラブルで毎日のように電話がかかってきては状況をヒアリングするという日々が続きました。

お客さんからは居留守を使わずちゃんと電話に出てくれるだけマシだと言われたことが印象的でした。

2週間に1回のペースで大阪に赴き、SEさんとタッグを組んで二人三脚で問題を解決していきました。

そのSEさんは会社の中では関わると面倒な人というレッテルが貼られていたのですが、本人から直接話を聞く限りめちゃくちゃ優秀な人でした。

私はその人から移動の道中など、ITに関するありとあらゆることを聞いてどんどん学びを深めていきました。

そんなせわしない日々が数か月続き、ついに体力の限界に達した私は、疲れとストレスで熱を出し扁桃腺が腫れ、3日3晩寝れず食べれずの状態で急遽入院することになりました。

入院中は仕事を辞めてしまおうかとも考えたのですが、ここで辞めたら何も残らないと思い、1ヶ月の療養後復帰することにしました。

そこからはまた山あり谷ありではあったものの、仕事を順調にこなしていった私は、リーダーのポジションも与えてもらい、新人教育やチームビルディングを任されるようになりました。

コンペでプレゼンテーションをする経験もし、あの時TVで観て思い描いていた瞬間が自分にも訪れたことを感動とともに噛みしめていました。

しかし4年続いた仕事もだんだんと気持ちがついていかなくなり、多忙とストレスが限界を極め、身体に帯状疱疹が出てしまうようになり、ついに辞めることを決意しました。

最後に担当した案件も大阪のとある市のホームページであり、結局私は最初から最後までずっと大阪エリアを担当しました。

土星のエネルギーを持つ土地は、成長・発展のための試練を与えてくれます

もしかするとその場所で経験することは足がすくむような思いがするかもしれません。

ただ間違いなくあのとき苦労した経験がなければ、今の私は存在しないと言い切ることができます。

人として一回り大きくなるための試練を与えてくれた場所が、私にとっては大阪だったのです。

2018年、水星が通るカナダ(B.C州)へ

仕事を辞めた私は、家族と一緒に妹の住むカナダへと赴きました。

妹が住む町はカナダ西部ブリティッシュコロンビア州にあるヴィクトリアという町で、古の英国風情が残る、落ち着いた居心地の良い場所でした。
気候も温暖で"カナダの中のハワイ"と言われているほど過ごしやすいエリアでした。

私たちは妹のアパートメントに2ヶ月ほど滞在して、現地での生活を堪能しました。

自然いっぱいの公園を散歩したり、山へハイキングに行ったり、美味しいものを食べすぎてしまったり、地元の人たちとフットサルをしたり、家に籠ってゲームをしたり、投資に手を出してみたり・・・

良かったこともイマイチだったことも含め、抱えていた色々なものから解放され、家族と過ごすそのひと時はかけがえのない思い出となりました。

Web業界からしばらく距離を置きたいと思っていた私ですが、そういった完全にリラックスして忘れる時間を充分に持てたことで、改めて自分がやれることを見つめ直すことができました。

そして足りていない知識は勉強して補い、会社に属さないフリーランスという働き方を目指してみようと思えるようになりました。

最初は自信がなかったのですが、思いの外私のキャリアやスキルを評価していただき比較的スムーズにお仕事をいただけることができたのは大変ありがたかったです。

水星のエネルギーを持つ土地は、客観性を高め冷静な思考をもたらしてくれます。私にとってヴィクトリアは客観的に自分を見つめる時間を与えてくれた場所なのかもしれません。

さぁ、勇気を出して旅に出よう!

どの場所も私が占星術を学ぶ前に訪れた場所です。

そのときに土地のエネルギーが私に影響を与えているなんて全く考えてもいませんでした。

ですが占星術を学んだ後に振り返ってみると、間違いなく何かしらのパワーが私のその後の行動に影響を及ぼしていると思わざるを得ないのです。

そして「すべては必然なんだ」という実感が湧き上がり、そこで出会った人々に心からの感謝の念が込み上げてきます

是非西洋占星術の叡智を、充実した人生を歩むための羅針盤として使ってみてください。

そして勇気を出して旅に出て、世界中のエネルギーを全身で受け止めてみましょう

私の実感としては、少し遅れてその土地の影響が出始めるような気がしています。焦らずじっくりとご自身に起こる変化を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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