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怒らない

私は人に対してあまり怒らない。

正しくは、怒りを感じても、その感情を露わにしない。

もっと正しくは、怒りを感じたとき、その感情を露わにすることが出来ないわけではないけれど、露わにしないことを選択している。

理由は、私自身が納得のいかないことで怒られることが徹底的に嫌いだからだ。おこがましいけれど、納得のいかないことで怒られた時点で、その相手は敵とみなしてしまう。敵とまではいかなくても、少なからず味方だと思うことはない。

私は、全く理不尽なことで誰かを怒ることはないように心がけている。そもそもそう頻繁に怒りを感じることはないけれど。

ただ、あくまで私にとって理不尽ではないというだけで、相手もそれを理不尽に感じないかどうかはわからない。その場合、私が相手の立場で理不尽さを感じたならば、すごく嫌だろうと思う。

だから、怒らない。怒りの感情を簡単には露わにしない。

そもそも怒りの感情って人間に必要なのだろうか。少なくとも、自分のことで怒る気持ちって、そんなに必要がない気がする。大切な誰かに不利益なことがあれば、そのときはきっとすごく怒る。大切な人の尊厳が傷つけられることがあれば、すごく嫌だ。でもそれでも、怒りの感情として露わにすることはないのかもしれない。

感情の中でも、怒りの感情のコントロールが一番難しいと思う。マイナスの感情で哀しみよりも周囲にダメージを与えかねないし、信頼も損いかねないから。

なんでこんなことを書いたかというと、すっごく怒りたいことがあったからです。ぷんすか。

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