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友だちになるには

友だちになりたい人がいる。

その方は、行きつけの美容院の美容師さん。1年弱、2〜3ヶ月に一度のペースでお世話になっている。女性。年齢も学年も同じ。おしゃれ。可愛い。今日美容院に行って、改めて惹かれる人だなぁと思った。

23年生きてきて、人間関係の構築だとかコミュニケーションみたいなところは、それなりにできるようになったつもりだった。それなのに、いざ「友だちになりたい」と思うと、どうしたら良いのかわからなくなってしまった。

と言うのも、年齢を重ねるにつれて「友だち」というものは共通点の多さで決まるような、そんな実態が私にはあったからだ。例えば、共通の仕事、共通の友人、共通の趣味。最近だと、共通のSNSなんかもそうだ。

そう考えると、美容師さんと私の「共通点」はあまりない。あるとしたら、同年齢、女、小柄、都内在住、恋人がいる、それくらいな気がする。まあまああるかとも思ったけれど、何というか、このレベルだとこの世にごまんといる気がする。決定的ではないとか思ってしまう。

とはいえ、どうにも変えられないことを言ってばかりだと、一生彼女と友だちになることはできない。どうにかして友だちになる方法を考えてみる。


ステップ1:共通点を増やす

共通点が多いほど仲良くなりやすいなら、共通点を増やせば良い。パンがないならケーキを食べろ的な。ちょっと違うか。何はともあれ、この方法は割と現実味がある気がする。ちなみに現時点でわかっている共通点は、下北沢が好き。

ステップ2:興味を持ってもらう

共通点が多くないなら、今は重なりのない部分で興味を持ってもらえるようにしたら良いのではないか。私が好きなものを伝えるなどして。思い立ったが吉日、キャンプについて話をしたところ中々好感触だった。一瞬すごく浮かれたけれど、美容師という職業柄聞き上手なのかもしれない...(遠い目)

ステップ3:距離感を縮める

具体的に何をしたらいいんだ?という感じだが、例えばお名前で読んでみるとか。なるほど、割とハードルが高い。だって、まずはお名前を聞くところから始めないといけない。でも、人と人とのコミュニケーションで名前を呼び合うことって大事だよね、きっと。これは今後挑戦してみたい。

ここまで考えて一旦筆が止まったけれど、一番忘れてはいけないことを思い出した。私としたことが。

ステップ4:相手のことを知る

これだよ、これ。相手に興味を持たなきゃ。話を聞いて、もっと喜んだりしよう。そもそも知りたいし。私は1から10まで、ネタさえあれば進んで話し尽くす女だけれども、みんながみんなそうではない。ちゃんと、相手の話を聞いてみよう。


キマッた。何か、いける気がする。頑張る。頑張れる。

友だちになりたいと思える人に出会えたことを感謝して、次回の美容院に臨もうと思う。そして、「続 友だちになるには」をきっと書く。


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