KAIZEN_MARKETING

不定期でマーケティング関連の投稿をしています。

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最近の記事

マーケティング投資に対するパフォーマンスを考える1sheet

「提供できる価値を顧客に正しく届ける」ことが重要であって、「プロモーションで”よく見せる”」ことをしたとしても、価値を提供できなければ顧客が購買行動を起こすことはない。 マーケティングの出力は商品(サービス)の出力であり、本来はサービスをどう形作るかまでを考えることができる状態が好ましいですよね・・・。 1Promotionではなく、4P+Cですもの。

    • マーケティングでマネジメントする顧客期待値

      ​顧客が企業と出会い、サービスが提供されるまでの間に、顧客側が抱く期待値と実際のサービス品質の乖離は少なからず発生します。 マーケターは顧客の購買プロセス中で発生するGAPを可視化し、期待値乖離を無くすことも仕事の一つとなります。 上記を解決するためには、顧客がどのように期待値を構築し、どのタイミングで期待値と実際のGAPを認識するかを正しく理解し、それぞれのGAPに対して最適な改善を施すことが必要になります。 今回は、サービスをデザイン/マネジメントし、顧客の期待値を

      • 顧客調査とマーケティング戦略設計の1sheet

        マーケティングを実施していく中で、自社のサービスがなぜ選ばれているのかや、競合商品がどのように評価されているのかを知ることは、市場においてユーザーが自社サービスに対して”認識している価値”を把握する上で重要です。 社内では「これが自社サービスの打ち出したい内容だ!強みだ!」というような声をしばしば耳にする機会があると思いますが、それは”本当にユーザーが欲しいベネフィットなのか”は適切なリサーチによって導き出す必要はあると考えています。 でなければ、強みだと思って打ち出して

        • ブランディング活動を企業はどう評価すべきか

          ブランディング活動の重要性は絶えず高まり続けています。しかし、ブランディング活動における正しい理解が企業でなされているかは常に疑い続ける必要があるとも感じでいます。 バイロン・シャープ著の「ブランディングの科学」では、市場シェアの獲得が結果的にブランドを醸成するのであって、ブランドに対するロイヤリティは市場シェア獲得の結果であるとデータをもとに示した事実もあるため、ブランディング活動そのものに対する投資が必要なのかどうかも含めて議論の余地はまだまだ残っている領域であることも

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          マーケティング部がリード獲得部になってしまう理由

          事業会社でマーケティングをしています。今回noteを書こうと思い立った背景として、マーケティングは時に”デジタルマーケティング”と同義に解釈され、それによってマーケティング部(ひいては企業全体)のマーケティングに対する解釈が狭まっていると感じたためです。 これによってマーケティング部はリード獲得部として機能し、他部署の巻き込み力を徐々に失い、マーケティングの持つポテンシャルを最大限に発揮できていないと考えています。 今回のnoteは、企業にとってはマーケティング思考の教科

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