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【初めてのマーケティング】長崎大学情報データ科学部×長崎市①長崎市のおすすめスポットは?

こんにちは!学生マーケティング研究会事務局です。今回、【初めてのマーケティング】を体験するのは、長崎大学情報データ科学部の皆さんです。学生マーケティング研究会にとっても、初めての理系の皆さんとのワークセッションです。またワークセッションにご協力いただくのは、長崎市役所、長崎バスなどでつかえる「エヌタスTカード」を運営する株式会社エヌタスの皆さまです。学生の皆さんが、地域活性化を考える取り組みとして前後編でお届けします。

■情報データ科学部の皆さんが、長崎市の地域活性化について考える

今、長崎市では人口減少が深刻な課題となっています。人口減少の主な要因として、若年層が進学や就職を機に県外へ流出してしまう流れに歯止めがかからない状況が挙げられています。そこで今回、長崎大学情報データ科学部の学生の皆さんに「長崎市に住む若者代表」として、この地域課題に挑戦してもらうことになりました。
 
ワークセッションは、情報データ科学部一藤先生の講義「社会・観光情報学Ⅰ」受講学生43人の皆さんに取り組んでいただきます。マーケティングやデータ活用の考え方についての講義、長崎市におけるさまざまな取り組みについての紹介、そして、グループワークを通して長崎市の魅力を考え、「若者にとって、長崎市に今、何が必要なのか」を長崎市のご担当者に対して提案してもらいます。また情報データ科学部の皆さんということで、長崎市市民意識調査の結果や、長崎バスの利用データ(統計加工情報)などを用いて、現状分析や課題解決の糸口を見つけてもらうことにもチャレンジしていただきます。

今回、グループワークに進む前に、マーケティング体験の準備体操として宿題をお願いしました。
お題は「あなたがお薦めする長崎市のスポットはどこですか?キャッチコピーもつけて紹介してください。」です。
せっかくですので、本日は、学生の皆さんがお薦めする長崎市の魅力をご紹介したいと思います!

■長崎市お薦めスポットはやっぱり稲佐山!
まず、長崎大学の学生の皆さんのお薦めスポットをランキングにしてみました。

第1位は断トツで稲佐山です!観光客だけでなく、地元の若者やカップルにも人気な、1000万ドルの夜景スポットです。キャッチコピーは「日本だけに留まらないワールドクラスの夜景」「登って、望め!」

第2位はみらい長崎ココウォーク、長崎市内の複合商業施設です。キャッチコピー「探してるものはココにある。気づけばココにいる。」「何でもそろうココウォーク」
第3位は、昨今注目されている伊王島。キャッチコピーは「車でも船でも!特別な体験が詰まった長崎屈指のエンターテインメントリゾート~長崎伊王島~」「夏を満喫する最高の体験を」
 
学生の皆さんの「おすすめ理由」と「キャッチコピー」を抽出して、ワードクラウドで表現してみました。稲佐山展望台から望む「1000万ドルの夜景」に関するコメントが中心にはありますが、「ペンギン」「うさぎ」といった小動物と触れあうスポット、「自然」「街」「歴史」「温泉」といったワードが想起されるように、さまざまな顔を見せる街であることが見えてきます。魅力がたくさん詰まった街なんだなと実感しますね。

■今、注目のスポットから、身近な穴場スポットまで
今回、長崎市を代表する観光スポットから、普段お買い物にでかけるお気に入りの商業施設、そして、公園や美術館などの身近な穴場スポットまで、予想していた以上に素敵なお薦めスポットをたくさん紹介してもらうことができました!最後にほんの一部ですが、皆さんの力作を紹介します。

次回、グループワークでは「Z世代(高校生・大学生・20代前半)の皆さんが『長崎市に住み続けたい』と思える施設について」企画提案をしてもらいます。どんな企画が飛び出すか、楽しみです!

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CCCMK総研では、このような取り組みに参加したい企業の皆様、大学関係者の皆様を募集中です。ご興味がありましたら、是非、下記メールアドレスまでご一報ください。

<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会 
担当:財津/大山
cccmk-souken@ccc.co.jp