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煮すぎたモツ煮込み。

昨日、朝っぱらから弊社の弊部署の直通電話に変質者らしき者から電話がかかってきて、たまたま私が受けてしまった。

若い男「あのさー教えて欲しいんだけどさー○○○(卑猥すぎて文字にできない)って、何?」

私「・・・恐れ入りますが、もう一度お願いいたします。」

(ふざけてるわけじゃなくて、本当に聞き取れなくて、真剣にメモを取る気満々だった。)

若い男「○・○・○。○○○って、何?」

私「(うわっ!ゆっくりハッキリ卑猥な言葉を発した!!こいつぁヘンタイだ!)申し訳ございませんが分かりかねます(分かるけど)。」

若い男「え・・・分からない・・・」

私「分かりかねますので失礼いたしま・・・」

若い男「ちょっ・・・ハアハア・・・アッ・・・イキそうなんだけど・・・」

私「こちらでは対応いたしかねますのでお電話切らせていただきます」

能面のような表情と丁寧な言葉遣いとよそ行きの声(いつもの電話の声である)での通話を終え、怒り心頭で肩を震わせている私に、上司ーズが

「な・・・何の電話だった?どこから?」

と口々に聞いてきたので、被せ気味に

「変態です。」

と答えた。

「そうか・・・変態か・・・」
「朝から大変だったね・・・」

と憐れんでくださった。

電話が終わった後、思い出すたびにどんどん腹が立ってきて、「私の内臓、このままだとモツ煮込みになるんじゃないかしら?」ってくらいハラワタが煮えくり返ったが、通話中は自分でも驚くほど冷静だった。

多分、相手は私が出たからあんまり楽しい思いをしなかったと思う。

残念だったな!ざまあ!

「キャー」とか「えっ・・・」とか言うと思ったか!

(って思って怒りを昇華しないと無言で鉛筆ボキボキ折り続けてしまいそうなくらい腹が立った)

何人たりとも失礼な応対ができない

最初からシャットアウトできない

まずは話を聞かなければならない

そんなところにお勤めの方、
「分かりかねます」と「対応いたしかねます」は中々使えるフレーズですので、よろしければもしもの時にご活用くださいませ。

かしこ。

#日記 #エッセイ #怒り心頭 #電話応対 #変質者