誰といる時の自分が好きか
「誰を好きか」よりも「誰といる時の自分が好きか」
そう言っていたのは、先日南海キャンディーズの山ちゃんと結婚した蒼井優さんだ。
本当に共感する。
「この人に近づきたい」
「この人を見習いたい」
そういう目で人を見ることも時には大切だけれど、これだけを恋人や結婚相手に当てはめると、私の場合は結構しんどい。
友だちでもちょっとしんどい。
仕事面で尊敬していた人が居たのだけど、その人は、自分よりも少し足りない人をわざと追い込んで安心するタイプの人だと分かってしまう出来事があった。
この人といると自分が潰れそうになるのは、この人といる時の私のことを私自身が好きじゃないからだと気づいた。
それと同時に、「あ、尊敬できない。」と思った。
尊敬って黒い汁がにじみ出るような不快な苦しさの中にあるものじゃなくて、もっと幸福なものだと思う。
側から見たら泥沼の中にいるように見えていたとしても、当事者としてはキラキラとした星を追いかけることに情熱を燃やしている状態が「尊敬している」ってことだと思う。
耳が痛い言葉であっても、本当に尊敬できる人からの言葉であれば、痛い中にも温かみと、視界が開けるような清々しさがある。
心が「苦しい」「つらい」と思うのならば、いちど距離を置いた方がいいのだろう。
私は一緒にいて私自身を好きでいられる人と一緒にいたい。