トレーニングは計画的に!
どんなことでも計画性は大切で、トレーニングも同じです。
目標から逆算して、どんなトレーニングをやらなければならないのかを
考える必要があります。
ずっと同じトレーニングを行うのは少し効率が悪くなってしまう方がほとんどだと思います。
よく見かける例としては
毎回MAXもしくはMAXに近い重量を扱ってしまう
10回3セットをずっと続けている
毎回MAXに近い重量で行う方はそれなりにいる印象があります。
デメリットとして
・怪我の危険性が高い
MAXに近い重量だとフォームが崩れやすいので怪我する確率が高くなります。
・神経疲労が溜まってしまう
筋肉の疲労には筋疲労と神経疲労の2パターンあります。
神経疲労が溜まってしまうと筋の伝達が悪くなり高重量がより重たくなってしまいます。
アスリートの場合
年間で標準を定めている大会があると思います。
そこの大会で自分の身体を最大限競技に必要な身体を作る必要があります。
どの競技でも大きなパワーを発揮できる事が重要なはずです。
この図のようにパワーを発揮するには土台の筋肉量・筋力を伸ばしていかなければなりません。
それぞれは分けてトレーニングしたほうが効率が良いので
筋肥大メイン
筋力メイン
パワーメインで分けると効率が良く身体づくりが出来ます。
オフシーズンは筋肥大メインでシーズンが近づくにつれて筋力・パワーメインに移行していくと良いでしょう!
ボディビル系の競技者の場合
ボディビル系の場合だと、筋力・パワーは評価の対象外なので優先度は高くありません。
部位にもよりますが、筋肥大に有効な回数は8-12回と言われているので
ずっと10回で組んでいる人は多い印象があります。
筋力を伸ばすことによって、8-12回で扱える重量が増えるので
筋力も伸ばす時期を作るべきだと感じます。
ボディビルのトップ選手は、BIG3や筋力を伸ばすことに焦点を当てている選手が少ないからやっていない方もいるかもしれませんが
トップ選手は重量が伸びすぎて怪我のリスクの方が高まったから、BIG3を高重量でやらなくなるパターンがほとんどだと思います。
初心者~中級者は筋肥大期と筋力期を分けて行った方が、効率的だと感じます。
どちらにも共通する事
トレーニングメニューに意図がなく、なぜこのメニューなのかを質問すると
・なんとなく
・誰かがやっていたから
と明確に答えられない人は多いのではないのでしょうか?
自分にとって足りていないところ、伸ばすべきところを明確にし
目標から逆算して、トレーニングメニューを考える必要があります。
是非、今取り組んでいるトレーニングメニューの意図を一度考えて、トレーニング計画を考え直してみてください!