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道後オレンジ・エール で乾杯。 ~ day 164 (20191223)

10月にいなかに帰った時に、帰りの松山空港で買ったビールです。

この「 道後オレンジ・エール 」は、松山の 水口酒造 が醸造している「 道後エール 」シリーズのひとつ。県産のフルーツを使っています。

その中でもこれは、「 カラマンダリン 」という柑橘を使った限定版だそうです。

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琥珀っぽい色あいですが、少しにごりがあります。柑橘の甘酸っぱい香りがほのかに漂います。色の通りに、割としっかり目の造りですが、後口はすっきり目。みかんっぽさが上手く活かされているビールだと思います。

カラマンダリン(あるいは カラ)は、カリフォルニア生まれの柑橘ですが、いまでは現地ではほとんど栽培されていないそうです。
日本には1955年に伝わってきましたが、栽培と管理がむつかしくあまり普及しなかったそうです。最近になって生産の技術も上がり、収量も増えてきて、4〜5月に流通する春のみかんとして人気上昇中。まつやま農林水産物ブランド にも認定されている、注目の柑橘です。

さてここからは、造り手の 水口酒造 についてのお話です。
道後温泉のすぐ近くにある造り酒屋で、道後の地酒として「 仁喜多津 」という日本酒を、明治の頃から造っていました。

1996年から、道後の地ビールとして「 道後ビール 」の醸造を開始。
道後温泉本館のすぐ横に「 道後麦酒館 」を構えて、湯上がりビールとして定着しています。

ビールとしておいしいことは間違いないのですが、水以外は、仕込みのスタイルも、原材料も、道後だけでなく愛媛とあまり関係ないというところが、個人的にはちょっと不満でした。

でも今回、「 道後エール 」という別のブランドで、県産品を使ったビールに取り組んでいることを知って、一気に好感度が上がりました、笑

今度帰った時には、改めて 道後ビール も呑んでみます。

ごちそうさま。



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