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グランドキリン IPA で乾杯。 ~ day 121 (20191110)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
121日目。
これまでのログは → こちら

キリンビールは、クラフトビールというジャンルに、力を入れています。
この グランドキリン のシリーズもそのひとつ。

醸造の規模が大きいので、これをクラフトビールと呼ぶのかどうかは賛否両論あるのですが、個人的には別によいのではないかな?と思ってます。

開発者の思いも、

グランドキリンをきっかけにクラフトビールの奥深さを知り、最終的にはビールの愉しさを体感いただけたら、という想いで造っています。グランドキリンは、クラフトビールの入り口なんです。

とのことで、まさに大手だからできることなのかな、と。

さて、その グランドキリン の IPAです。

このスタイルは、これまでにこの note で何度も出てきてます。
改めて説明すると、IPA は、India Pale Ale の略。
その昔、イギリスからインドにビールを送るときに、長い航海に耐えられるように、アルコール度数を高めて、防腐剤の役割を持つホップを大量に使って醸造したことが始まりと言われています。

当時のインドは、水をそのまま呑むことが衛生的にむつかしく、代わりにビールを呑んでいた、なんてことも言われてますが、アルコール度数の高いビールを平時に呑んでたら、みんな常によっぱらってたんじゃないか、と…苦笑

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色は少し濃いめ。まず、柑橘系のホップの香りが立ち上がります。風味は甘め寄りの造りで、しっかりコクもあります。少し室温で置いておくと、よりよい感じです。入門編を自認するだけに、IPA としてはごくオーソドックスな造りになっていると思います。

いま IPA は、個性が出しやすいためか、いろんなバリエーションに派生しています。最近では、ホップのジューシー感を強調した、ちょっとにごりのある Hazy IPA なんかが人気です。

この時に、おふたりが富山から持ってきてくださってたビールも IPA でしたね。どちらもおいしかったな。

キリンビールは、「キリンビール大学」というサイトを運営していたり、

スプリングバレーブルワリーというクラフトブルワリーを立ち上げたり、

note でも、公式アカウントでビールについて発信していたり、

家にサーバーを置いてビールを楽しむ、ホームタップというサービスを提供していたり、

ビールについて、いろいろと取り組んでいるところがいいな、と思ってます。ビール文化を広げて、根付かせるために、大手醸造所だからできることを、これからも続けてほしいな、と。

今回は、やたらと引用の多い記事になりました。

ごちそうさま。


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