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シュレンケルラ・ドッペルボック で乾杯。 ~ day 205 (2020.02.02)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
205日目。
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20200202、きれいな数字の並びです♪

この日は、西宮にある、門戸厄神 東光寺 に出かけました。
関西では、厄除け・厄払いでよく知られているお寺です。

阪急電車の’車内吊り広告で、そちらの境内を取り囲む外壁に、大きな龍が描かれた壁画ができたことを知って、お参りがてら見に行きました。
タイトル画で写っているのは、その全体のほぼ2/3くらいです。

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愛染明王と不動明王が一体となって、あらゆる厄災を打ちはらうと言われる厄神明王。弘法大師がそのお姿を彫ったとされる明王像が、門戸厄神には祀られています。その眷属にして、使いとしての龍、ということで 厄神龍王 なのだそうです。

数十枚の陶板で構成された全長30mの作品には、いくつもの龍が描かれていてます。どれも迫力がある一方で、とてもおだやかでやさしい目をしていて、お参りの前におだやかな気持ちになります。

しっかりとお参りをすませて、御朱印をいただいてきました。

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令和弐年弐月弐日。ここでも弐が並んでます。

その帰りに、グーグル先生に西宮北口でビールの呑めるところを探してもらうと、こちらが出てきました。

Beer Cafe Barley 。

10種類の樽がタップに挿さっているのに加えて、ボトルも取り揃えられて、その数はおよそ100種類。
なんの予備知識もなく入ったのですが、なかなかよい感じのお店です。

さっそく、厄神さんのご利益かも?

この日のオススメは、「 シュレンケルラ・ドッペルボック 」。

ドッペルボックは、ドイツで12月のクリスマスシーズンに醸造される冬季限定のビール。ドッペルは、ドイツ語でダブルということで、通常よりも高めのアルコール度数のあるラガービールです。

シュレンケルラの基本の醸造スタイルは、モルトを燻して造る ラオホ 。
そしてこの限定ビールでは、通常のブナの木ではなく、樫の木を使用してモルトを燻しています。

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赤みが強くて、ルビーとも言えるくらいの琥珀色。スモーク感は最初にしっかりきますが、それほど強くは響きません。モルトの甘みがしっかりと感じられて、やさしい風味。じっくりと味合わないと申し訳ない感じ。
実際、アルコール度数も8%と高めなので、そうしないと早々に酔っ払いますけど…笑

以前に呑んだ、メルツェンと比べると、燻感と酸味が少し抑えめ。その分、呑みやすいと思います。が、ハイアルコール、危険。苦笑

同じカウンターに座っていた常連さんも、みなさんこのドッペルボックを呑みに来られていたとのことで、ひとしきりビール談義に花が咲きます。

おいしいビールは、ひととひととの距離を近づけてくれますね。

またどこかでお会いできることを願って、ごちそうさま。




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