無題38_20200127021002

大麻について

大麻の話になると依存する前提で考えを述べる方に疑問を覚えます。しかも人によっては対話する反対派の誰もが飲酒するという先入観で語られるので、そりゃ酒を引き合いにされてもナンセンスでしかないです。説得には誰にでも当てはまる事象、つまり法律内で人体に発生する物質効果とそのエビデンスの功罪を披露して共感を得るべきで、主観がまかり通るものではありません。


http://cannabis.kenkyuukai.jp/information/information_detail.asp?id=99627
上記のURLはLRCUG(低リスク大麻使用ガイドライン)による大麻使用のリスク警告です。

https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5.html
ご存知かとは思うところでも一応、厚生労働省によるアルコール飲料の摂取リスクのURLも載せて置きます。

個人的な話、飲酒喫煙どちらも経験のない青二才であります。
先日行われた大麻に関する議論(ニコニコ生放送にて配信)で、今まで対して興味のなかった話題に踏み込んでみたら感情論の一つ覚えが飛び交う論争に驚きを隠せませんでした。大麻解禁賛成派は酒とアメリカの二点張り、反対派は使用者に極刑を下すべきという極端な法意識で論議の質を落としていました。そして何より、両者ともに依存する前提で発言されていたので冒頭に述べた次第です。


私自身、解禁されたところでリスクもあるということなので御免蒙らせてもらうところ、今まで興味や知識のない方々にとっては新しい好奇心の道であり自由や幸せの象徴またはデメリットにも成り得るわけであります。しかしそれを国内で違法利用した方や海外滞在による経験者、ましてや前科者に訴えかけられたところで嗜好者の万歳に参加するはずもないのです。


背徳の足枷を引き連れて身勝手な自由の讃歌を唄う前に、価値観の違いを認め合うことから始めて欲しいです。

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