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勝手に読後レビュー【しおかぜ市…】読み切ればスッキリ理解でき、でも脳はグラつく

どうも、みことのは です。
前回はミステリー小説を読み、互い違いの順番でビジネス書を通常は読むんですが、ミステリー読むのが楽しいフェーズに入ったんでしょうねw

今回もミステリーを読みました。
しかもタイトルに惹かれまくって、通称ジャケ買い というやつです。

だって、【しおかぜ市一家殺害事件 あるいは迷宮楼の殺人】ですよ、タイトル。何これ?面白そう!・・・ってなっちゃいました(汗)

ジャケットだけでも見てみて下さい。
なんだか引き込まれそうになりますから^^

そんなわけで今回は、本書のレビューをなるべくネタバレ無くご紹介したいと思いますが、ストーリーにも触れたりしますので、その点はご容赦下さいませ。


・このタイトル、どんなお話?


これですねぇ、非常に説明が難しいんですよね。というか、説明したらネタバレになる・・・。そんなお話です。

簡単なあらすじだけ説明しますと、まず最初に【迷宮牢という名の迷路】の全体図。あぁ、今回の舞台はこの迷宮?迷路?かと思いきや、お話の入り口は全く違い、【しおかぜ市一家殺害事件】がガッツリ展開されます。

そして始まる迷宮牢の殺人。
6つの迷宮入りの凶悪事件の犯人を謎の迷宮に集め、ゲームマスターに煽られて始まる惨劇の連続。この場所は?どうやって集められたのか?何だか全部わからないまま進む世界。世界?

説明しきれないし、これを読んでいる皆さんも【どういう意味?】となると思いますが、こんな説明しかできないんです・・・お許しを(T_T)


・読み終わった感想


さぁ、説明はそれくらいにして読了した私の【個人的な】感想。

先程のあらすじ紹介よりももう少しお話も断言もしやすいのですが、それでも読んでみないとわからないかと。

・2つのお話が交錯します。どう交錯するのか?
・迷宮牢とは?迷宮の図はどういう意図で冒頭に貼付されたのか?
・タイトル、そして目次の流れの謎は?

これらが本書を読み終えることで、解き明かされていきます。どんでん返しとかではなく、ちゃんと紐解かれます。そういうお話なので、どうぞ安心して読み進めて頂ければと思います。

その代わり・・・、読み終えるとともに【ん?ん?】と視界がグラつきます。何をどう見れば正しいのか?見え方も変わります。認識も変わります。


伏線はたくさん張られていますが、これを脳内で正しく展開できる方はいったいどれくらいいるのでしょうか?そんなお話。

面白かったです。ご興味あれば、ぜひご一読下さい。

では、また。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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