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「山中さわお」と永遠のストレンジャー
今年に入って、去年以前の色々から解放されたのを期に、抑えていた趣味の「音楽活動」をぼちぼちと再開させて貰い、買いそびれてたCDなどもぼちぼちと集め始めて取り急ぎピロウズ関連の作品を買ってこの何日かは、聴き込んでいた。
この何年かのコロナ禍パニックによって音楽業界もてんやわんやだったらしく「諦める人」「藁にも縋る思いで進む人」「停滞し続ける人」「突き進むだけの人」色々なエンドロールとタイトルを描いていた様だ。
僕の好きなバンド「ピロウズ」も長い活動歴でもかなりの大打撃を受けた様で、フロントマン「山中さわお」さんも音楽が生きがいの人間なので止まる事はせず、作品作り、曲作りを精力的にしていた様だ。
このペースを変えずに一年に一枚は必ず作品作ってツアーのローテーションは、本当頭が下がる。
そして彼の創作魂がいつまで経っても揺るがないというひとつの強い希望はどれだけの人達に力を生きる術を与えてくれたのか!と自分もその中の1人として誇らしくも感謝の念で今だ震えている。
コロナという世界を一変した未曾有のパンデミックパニックは、少なからず色んな人達の人生を変えてしまった。
この頃に出されたさわおさんのアルバムを聴くとやっぱりその変化を感じさせる曲も多く見受けられる。
思い通りにいかない苛立ち。
なんにもならない怒り。
虚しさ。
悲しみ。
でも彼の楽曲は曲に乗った時、ロックのポップスの「微かな希望を熱望する力と願い」が炸裂するので決して「ただ悲しい」だけじゃなく明日への希望の道標になるのだ。
そして何年経っても、彼は僕ら「この世界からちょっとはみ出して浮いている世間に馴染めないストレンジャー」側に居続けていてくれる。
僕らの嘆きと悲しみを代弁して歌にして叫んでくれている。
そして「生きていこうぜ!」と背中を押してくれる。
照れ臭そうな笑顔でニヒリズムと初期衝動の怒りをいつも真正面に。
さわおさんと出会えた奇跡を!
ありがとうございます。
僕の生きる希望を与えてくれた恩人へ。
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続く。
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