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「東京Olympic1964」と「国体」切手

 前回、父の形見で見つかった「東京オリンピック1964」切手を載せた。

その記事はこちら https://note.com/mkjyo/n/na738546ee7ac 

 ネットで調べても、オークションで売りたいという記事ばかり。大量に出回ったようで価値が出るとは思えない。父の形見なので別に売れんでもいいのだが、当時みんながこぞって買ったことに驚いた。新型コロナとか東日本大震災とかでクラウドファンディングで応援なんていう時代だけど、切手や硬貨で昔は予算を集めていたのだろうか。

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 こんなセットもあった。1~4までが3種類、5と6は4種類で絵柄で6セット。20競技が描かれているが、それぞれの絵柄を見ていると、こんな競技もあるんだなあと、ついつい見入ってしまう。5+5というのは額面が5円で寄付が5円という意味。額面の倍が寄付金というのは、倍の値段で買わせたのかと思ってしまうのだが、それだけみんなが応援したかったということだろう。ちなみに2020年のセットも売られているらしいが、どうなってしまったのやら。新型コロナ騒動でオリンピックが延期になったので価値が出るという見方を、どこかの切手ショップの解説でみたが、そんなに価値が出るとは思えないけどね。

 で、スポーツと切手という発想でストックブックを眺めていたら、こんなものもあった。

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 国体の記念切手である。第1回は昭和21年に京阪神を中心とした近畿地区で行われた。写真の中で一番古いのは、第12回大会で静岡県が開催地。12の2の文字がなかなかのデザインで読みにくい(^^) 第14回が東京都、第15回が熊本県、第16回が秋田県だった。なんかその県が得意なスポーツだったのかなと想像してみる。

 オリンピックの延長で困っているアスリートが多いと聞く。日本郵便はオリジナルの切手を作っているようなので、限定のシートで売れば買ってくれるかもしれませんよ。そういうクラウドファンディングにして製作費1000円をサイン付きで3000円で売って、1000人集めれば200万円。ちょっとした遠征費になるのではないかと思うのですが、いかがですか?


雑誌業界で25年近く仕事してきました。書籍も10冊近く作りましたが、次の目標に向かって、幅広いネタを書きためています。面白いと思ったらスキをお願いします。