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SNSアカウント運用① SNSの選択

SNSアカウント運用に際してまず検討すべきこと

SNSアカウントを既に運用されている企業、これから運用しようとしている企業がまず考えるべきことは何でしょうか?

①SNSで情報を広めたいターゲット層を明確にする
②自社の持つコンテンツを明確にする
③どのSNSを使うか選択する →今回のメイン
④人的リソースを確保する
⑤投稿戦略・フォロワー獲得戦略を決定する
⑥投資計画とKPIを決定する

ものすごいセンスが優れた方がいればいきなりの投稿作成・投稿実施でも良いのですが、まずは上記⑥をある程度固めてから始めることでPDCAを回して途中の軌道修正や運用継続の可否、投資計画の追加・減少の判断がしやすくなるかと思います。

今回のポイント、③どのSNSを使うか選択する。ここで合った選択をできるかどうかはSNS戦略が成功するかどうかの半分くらいを占めるくらい重要です。

SNS選択の前に、まずこの施策のターゲット層を明らかに

③どのSNSを使うか選択する

とありますが、その前に①と②がありますね。
そう、どのSNSを使うかを決めるために、ターゲット層の明確化と自社の持つコンテンツの明確化が必要です。


日本のSNS利用状況(2024年5月時点)



日本のSNS推定利用人数(2024年5月時点)

上記は2024年5月時点での日本のSNSの利用状況です(推定値、SNS側の公式発表値と違うので注意)。
現状の勢いでいけば圧倒的にTikTokです。ただ人数だけだと20代でもまだXやInstagramの方が多く、30代以上だとまだまだ差がある状況です。ただ企業の活用はXやInstagramと比較すると少ないので、今が伸ばし時かと思います。政治的要因(アメリカと中国の対立)による不透明さも不安要素ですね。

XとInstagramは似たような人数ですが、ざっくりとInstagramは女性、Xは男性が多いのが特徴。こちらもXはイーロン・マスク就任後の不安定さ、Instagramは今年に入っての伸び悩み感が不安要素ですね。

Facebookは実数だとかなり落ち込んでおりターゲットは40代以上ですが、もはや投稿による伸長は難しいのが現状です(広告はまだ何とか効果ある)。

LINEとYouTubeがまんべんなく人数が多いですが、LINEは友達獲得のハードルの高さ(とブロック率の高さ)、YouTubeは動画素材作成の費用と工数が捻出できれば、共に多くのターゲットが見込める媒体となり得ます。

また、各SNS毎に相性の良いターゲットがざっくりと存在してます。
・X    :リアルタイム性の高いジャンル(TV番組、スポーツ)、チェーン店、媒体関係、BtoB、メーカー
・Instagram:グルメ店舗、観光地、インテリア、アパレル、美容、メーカー
・LINE    :ECショップ、会員系サービス
・TikTok   :グルメ店舗、観光地、アパレル、美容(ほとんどInstagramとかぶる)
・YouTube  :ブランディング全般、金融
・Facebook:政治、ニュース系
(あくまでざっくりとした区分け)

自社のターゲットと、上記のSNSの特徴を掛け合わせて、どのSNSの相性が良いかをざっくりと選定します。

自社の持つコンテンツを明確にする

よし、選定できたぞ・・・!

と始める前に、自社の持つコンテンツを明らかにしましょう。
・動画にできるコンテンツがあるのか?
・定期的に投稿できるネタがあるのか?
・フィーチャーできる商材や人物があるのか?
・ユーザーが知りたいネタを定期的に提供できるのか?

この「定期的」というのがくせもの。
1回や2回は投稿できても、すぐネタに行き詰まる・・・なんてことは多々あります。
普段からメールマガジンやWEB記事を書いている企業なら大丈夫ですが、SNS用だけにネタを考えても、結局担当者の日々のつぶやきになりかねません・・・
※日々のつぶやきで持たせるには、相当担当者のパーソナリティに特徴が無いと難しいですし、タレントやその道に優れてる方との勝負になってきます

ここまでで
③どのSNSを使うか選択する
が可能なはずですが、①②に苦戦する場合、ぜひ一度お問い合わせください!

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