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依存、執着、愛憎

私はいつからか依存するタイプになったようだ。
因果応報、自業自得の私の恋愛の記録。気分を害さない方だけ読み進めてほしい。

きっかけは過去投稿見て頂ければ分かると思うが、寂しい時に救われた既婚者の上司との出会いだ。そのことについて深掘りしようと思う。
不覚にも優しいその上司に縋った私だったが、1年半後に裏切られることになる。
すごく優しくて、愛をくれて、恋愛経験のなかった私は虜になるのに時間はかからなかった。23歳の夏のことだった。毎週のように会って出かけて幸せな気持ちでいっぱいで、今だけ、今だけ、と思いながらずるずると離れられずにかなりの時間が経った。
24歳の夏、私の出張、上司の出張が重なり数ヶ月離れた。でも合間を縫って私の出張先に来てくれたり、まだ愛を感じていた。冬になり、再度上司は出張になった。長期的なものだった。寂しかったが、コロナ禍になりつつあった世の中。会えにもいけず帰りを待った。年末前に上司は帰ってきた。変わらずの愛をくれると思っていた。だが、違和感を感じた。会う頻度はコロナ禍で少し減ってはいたが、そうではない違和感あった。遂に私はパンドラの箱のスマホを悪いと思いながらみた。他に女がいて連絡をとっていて、内容は私と最初に出会った時の表現そのままだった。それをみて、ああこの人は常に新しい恋の楽しさを味合わないとダメな人なんと悟った。もう飽きられていたのだろう。私は本命ではないが、私以外に他に女を作って遊んでいるのではこの人に付き合ってられないと思った。そんなの明白だった。
よし、やめよう。いい機会だ。
だが、思いとは裏腹に気持ちがついてこない。
この人がいなくなったら私は?また寂しい世界にいくの?この人だけまだ楽しむの?私みたいな思いをする人をこの人は自分のために作るの?許せない。許さない。
もう依存、執着、愛憎、そんな感情しかなかった。
私は彼を責めた。
“他に女いるんでしょ?”
すると彼は自ら離れていった。男は責められるのが嫌なんだ、と彼は言った。じゃあ私は我慢しなくてはいけなかった?責めてもいけない?貴方が悪いんでしょ?それなのに私がなぜ責められてる?
もう私の頭にははてなしかなかった。
彼との別れは、物理的に離れるか、家族に向き合いたいと言ってきた時かなと私は勝手に思っていた。別れ際がこんなにも気持ちの悪いものだと思っていなかった。

24の冬が過ぎそんな気持ちとともに春を迎えた。
25になり、まだ私は彼に囚われている。

1人になるとこの彼のことを考えてしまう。ずっとだ。どうしたらこの呪縛から解き放たれるのか、知りたい。
離れないといけない、往生際が悪い、因果応報、自業自得、すべて分かっている。が、私は弱く、寂しさが恐怖だ。
誰を私を相手にしてくれない、愛されたい、自己肯定感が低いくせに色んなものを求めてしまう。こんな自分誰も愛してくれない。変わりたいと思っている。

まずはこれまで以上に仕事に打ち込もうと思っている。25の夏職場が変わった。とても良いきっかけだと思っている。だが、コロナ禍というこの世の中はそれすら打ちのめしてくる。在宅勤務で1人になることが多いのだ。1人の時間は魔の時間だ。浮かぶのはあの人の顔、苦しい。

趣味でも見つけようと思うが何もやる気が起きない。休みの日は運転はそんなに得意じゃないが車を走らせ近くをドライブするようにしている。私は音楽が好きだ。歌詞をよく聞きながら歌詞を理解して曲を聴くと感情移入して泣けるほどだ。そうやって現実逃避をしている。
運動もしなければと思っている。しかしこれはほとんどできていない。自分磨きをして損はない。自分に厳しくストイックになりたい。

人は努力して変わらないと前に進めない。私は努力が足りない。

23の夏まではいい子いい子に人生過ごしてきた。その分悪いことに足を突っ込む前に自分にこう言い訳をした。
“今までこんなに真面目に生きてきたんだ、たまにハメを外しても良いだろう、疲れた”
こう思って始めた悪行は全て自分に返ってきた、とても苦しい。

もし私のように道から外れかけている人がいるならば伝えたい。
いっときは確かに幸せです。満たされてる気がする。でもそれはまやかしだ。誰かの不幸の上にある幸せは満たされたような気持ちは本物ではない。急に足元を掬われる日が来る。なんだこいつ。あれ、私は何をしていたんだろう。なんてバカで浅はかなんだろう。きっと、きっとそう思う。私は足が掬われた日、こんな日が来る覚悟なんてできた気でいた。それが全く対応できなかった。長く苦しい日々。自分が悪くてもなかなかそのあと進むことができない日々。

お願いです。早いうちに、綺麗に終われるうちに、自ら決着をつけましょう。応援します。そして自分で終われたのならきっともう近くに本当の幸せは迫っている。
本当の幸せで満たされて、こんな風に苦しむ人が1人でも減りますように。

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