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本日のシアン(2023/10/26)

こんにちは。
森健太郎デザイン事務所で唯一の男子校出身です。

昨日は仕事やら何やらが立て込んで頭を使い過ぎたなぁという、地味な疲れがありました。


本日のシアン

火曜日の夜くらいから「なんか1日が過ぎるのが早いなぁ」と思っていたのですが、昨日の夜に同僚が「今週は時間が過ぎるのが遅い」ということを言っていて「僕もそう思ってたわぁ」とオフィスで話題になった。
その同僚とは以前にも「9月があっという間に終わった」という話題をしており、その際は家族も同じ事を言っていたので、違う仕事を違うスケジュールでしているのに、なぜか時間の感覚が似通っているというのは不思議な現象だなと思う。
そんな事を昨日の夜に考えていたら、「ギミー・ヘブン」という古い映画を思い出した。

「共感覚」と呼ばれる知覚能力を持った主人公の話で、「共感覚」は絶対音感や色聴のようなものらしい。疾患というわけではないらしいが、音や映像が普通の人とは違う認識になるらしい。文字や音に色がついて見えたりする人がいるのだとか。

共感覚の共はおそらく、通常1つの感覚が2つあるからデュアルセンシングという意味の共なのだろう。

共感覚の持ち主は他の人と違う認識をするので、なんでもないものを怖がったりするらしい。それ故に周りから理解されないことが多く苦労が多いということだ。

共感覚に似て非なる言葉で「共感」というのがあるが、共感を得るとか共感させるというのはかなり特殊で難しいことなんじゃないかと思う。他人の知覚や感覚など知り得ないからだ。
同じ映画を見ても、面白いという人とつまらないという人がいる。雨が降っている日が嬉しい人と憂鬱な人がいる。年代や背景の違いが感覚の違いになっているのだろうけれど。

商品やサービスを売る時に、共感を得てとか共感させる的なことをマーケターの方々がやっているのかも知れないし、実際に共感しているから自分自身も購入しているわけだが、生物的な共感ではなく「共感しているというステータスを持つ」みたいな話ではないかと思ったりもする。その話題に共感している自分がその界隈の人間であると周知させるために共感する的な。

そう考えると、私が共感していると思っていたものは共感ではなく、その界隈に身を置いているというプラシーボ効果だったかも知れない。

大変難しいことを朝からシアンしてしまったので、今日はスロースタートで頑張ろうと思う。

ではまた!


雨はガーベラ。

映画「ギミー・ヘブン」


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