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アクアリウムの失敗談

色々とやらかしていますです。

①繁殖する水槽

アクアリウムをされる方の多くが経験するであろう怪奇現象。気がついたら水槽が繁殖しているという恐ろしい事例が世界各地で多発的に起きている模様。
我が家も例外なく、水槽の増殖が止まらない。使用中の水槽より、ストックしている水槽の方が多い。なんなら気に入っている水槽は未使用の予備分まである始末。恐ろしや恐ろしや。

②水槽の角が欠けちゃった……

テンションがダダ下がりの失敗です。水槽に付着する白い汚れが気になるので、低床を使用していない小型のベタ水槽は水換え時にゴシゴシと洗ったりしています。その際に流し台に接触し、角が欠けてしまう失敗を何度かいたしました。dooaのネオグラスエア15×15×30と言うソコソコいい値段の水槽がその被害に良くあっています。その結果、上で書いた様に未使用の予備水槽が常備されているみたいです。ガラス面にヒビが入った場合は破棄しますが、角がちょっと欠けた程度ならそのまま使います。

③人為的ミスによる生体の死亡事故

アクアリウムをしていると、予期せぬ生体の死は少なからずありますが、人為的ミスによる死亡事故も場合によっては起きてしまうものです。

ケース1
メダカの屋外飼育で遮光対策を忘れたり、不十分だったりで、限界水温を超えて死。

ケース2
メダカ飼育なんかで夏場などによくする全換水。その際に一時的に小さい容器にメダカを避難させるのですが、あちこち作業をしていると、その容器をひっくり返してしまい死

ケース3
連続殺エビ事件 下記参照

④外のメダカの神隠し

屋外飼育のメダカ達が姿を消す事件がありました。ある日メダカが減っている気がするなぁと違和感を持ちました。死んでいる様子も、容器から飛び出している様子もありません。黒い容器に黒系のメダカを入れていたので、ただ視認できていないだけかなと自分を納得させていました。
メダカを食べると言われるサギやタヌキなどを近隣で見かけたことはありますが、マンション中層階のベランダで飼育しており、外部からは程よく遮断された環境で、それらの獣害にあうとは思えませんし、痕跡も特にありませんでした。
が結果、恐らく獣害に遭っていたみたいです。現在越冬中なので基本放置しています。数日ぶりにベランダ飼育場の様子を確認していた所、水面に白黒混じった小さい羽毛が浮かんでいました。そしてメダカが消滅している水槽がちらほら。特に甚大な被害を受けたのが和墨と言う品種の若魚達です。60ℓのトロ船に20匹程入れてましたが、2匹しか残っていない……。今年増やした子達ほぼ全滅です。YouTubeなんかでメダカが何百匹アライグマに食べられたとか見ると、それよりマシかと思いますが、やっぱりかなりキツイ……。とりあえず親魚は無事なので春からの繁殖に期待します。現在は簾をかけて対策中です。

⑤混ぜるな危険!

メダカ飼育をする場合、針子→稚魚→若魚と成長段階に応じて、水槽を分けて飼育する事が多いです。そうしないと他のメダカに食べられてしまったり、成長が偏ったりしてしまうからです。なので一つの品種で最低3つくらいは容器があった方がスムーズに飼育できると思います。
針子を卒業した稚魚を別容器に移動する際に見事にやらかしてしまい、表現が似ているメダカを誤って混ぜてしまいました。
あれから成長し若魚サイズにはなっていますが、現段階では白容器飼育(体外光を伸ばす段階)で、色揚げや墨出しはしていないので正直全く見分けがつきません。

神のみぞ知る

⑥溢れ出る水

水換えや水合わせをする際に点滴法というやり方で給水をしています。水を少量ずつポタポタと点滴の様に落としていきます。メリットは水質や水温の変化を緩やかにできる事。そうすることで生体への負担やストレスを軽減できると言われています。(30ℓクラスの容器は時間がかかる為、ポタポタではなくチョロチョロ垂れ流しです。)
水換えは流れ作業的にこなしていきます。掃除→排水→給水。この一連の工程を水槽の数だけ順番にしていく感じです。点滴法は給水に圧倒的に時間がかかる為、すべての水槽の掃除&排水の方が早く終わり、待ち時間が発生します。その間はYouTubeを見たり、noteを見たり書いたり、漫画読んだり、気が向いたらちょいと家事をしてみたり、基本的に別の事をして過ごしています。そうすると忘れてしまうのです。給水している事を。満水になった水槽から棚へ、棚から床にヒタッヒタッと音を立てながら水が滴り落ちて、気がつけば部屋の中に水溜りの出来上がり♪

⑦鑑賞させてくれない鑑賞魚

我が家の愛ベタのベッ太くん(故魚)

ベタは色も豊富でヒレの形など表現の幅が広く、人懐っこい性質なので、人気のある熱帯魚です。
メダカとの一番の違いは個が強い点ですかね。縄張り意識の強い魚なので、同種での混泳には向きません。基本的にはベタは1匹ずつ飼育する様になります。(メスは混泳出来る場合もあります)  
水槽を覗き込むと見つめ返してきたり、餌くれアピールをしたり、アクションを起こしてくれます。また餌を与えると激しく飛びつき、モグモグ咀嚼する様子はとても愛らしいと感じます。他にもフレアリングをさせたりとお世話してる感はメダカより強く感じます。
繁殖も割と容易に出来るみたいですが、混泳が難しいという事は、産まれた子供の数だけ水槽が増えていくという事です。そうなると飼育スペースの確保が困難なので、ベタの繁殖は恐ろしくて出来ません。

前置きが長くなりました。
この写真のベッ太くんですが、初めの方は懐いてくれて、水槽に近づくと寄ってきたり、餌をあげると喜んで食べていました。指先にエサを貼り付けてそこから給餌し、スキンシップもしていた程です。そんなベッ太くんですが、いつの間にやら反抗期を迎えてしまい、いつもフィルターの影に隠れてしまう様になりました。遠目で泳いでいるのを確認しても、近づくとフィルターの裏に逃げてしまう。エサをあげても人の気配があると決して姿を表さず、人が居なくなってから食べるスタイル。警戒心のパラメータが振り切れている状態です。鑑賞したいのに鑑賞させてくれない鑑賞魚の誕生ですw

原因はなんでしょうね? 水換えの仕方が悪かったのでしょうかね? 小型水槽なので全換水を3日に1回実施していました。水槽の水をある程度抜いたら一旦別の容器にベタを水ごと移して、水槽を掃除。毎回カルシウム汚れや水垢を除去してピカピカに磨き上げ、中に入れている器具も洗った後に拭き上げ、底面のスポンジ(白い粉っぽいものが底に溜まってくるのでその目隠し用)は予備のものと交換するなど徹底していました。全てのメンテをした後に新水を入れて、隔離容器から更に水を抜いて、少量の水と共に元の水槽に戻して水換え完了。基本的に水から水への移動でヒレに負担をかけないように気遣っていたつもりです。
この水槽は特に綺麗な状態を維持できる様にしていました。美しい水槽で泳いでいるベッ太くんを鑑賞したいから。したかったから。ちなみに水換え中に別容器(100均の虫ケース)に移している際は隠れる所もないので見ようと思えば見れるけど、激しく泳ぎ回るのでストレスにならない様に布を被せています。

初めは姿を全く見せてくれないベッ太くんを残念に思っていましたが、徹底して鑑賞させない強い意志はある意味尊敬に値します。目の前に餌をぶらさげられても、決してなびくことなく、自分の信念を貫いてブレることがありません。素晴らしい✨
なので僕も自分の考えを貫き、鑑賞することは叶わないが、毎回水槽を綺麗に磨き上げていました。ベッ太くんが亡くなるあの日までは………。 →→次回へ続く

⑧ I can fly

仕事中に妻からの着信がありました。緊急時以外は電話をかけてこないので、何か大変な事が起きたのだと思い、折り返し電話をかけました。

ベッ太くんが床に鎮座していたとの報告。なんか苦しそうにビチビチ跳ねるでもなく、ヒレで上手いことバランスをとって静止しており、何かの置物と勘違いしたそうです。とりあえず水の中に戻したけど、泳ぎは変な感じとの事でした。家族の一大事ですが、流石にベタが大変なので早退しますとは言えません。

ベタは水面から跳ねて飛び出す事があります。まだベタ慣れしていた頃のベッ太くんもピンセットでつまんだエサを近づけると跳ねて食べようとしていたものです。水槽にフタをするのは嫌いなので、僕の場合は水位を下げて対応していました。縦横高さ15×15×30㎝の水槽を使用して、水槽の縁から8㎝ほど水位を下げていました。

帰宅後、水槽の中のベッ太くんはかろうじて息がありました。力なくフラフラと泳いでいるのか漂っているのか。僕が水槽を眺めはじめて数分後、動きが完全に止まり息を引き取りました。待っていてくれてありがとうございます。僕とベッ太くんの物語は完結しました。(BGM 空も飛べるはず)

⑨餌を使いきれない

新しい餌や評判の餌などがあるとついつい購入してしまう。結果、餌の種類を増やし過ぎて使いきった事が殆どない。最近では勿体無いので、使わなくなったものは人に譲っている。消費期限もありますし。

現在使用中のメダカのメイン餌です。

キョーリンさん
・パラクリア
・メダカのエサ ハイパー良消化
・乾燥赤虫

日本動物薬品株式会社さん
・メディメダカ IGA
・メディメダカ 針仔フード
・ハイグロウSS

イトスイさん
・メダカ針子 超拡散超粉末タイプ

全滅したエビの餌も肉食系草食系など各種取り揃えておりますw


⑩アクアリウムの一番の失敗は

これに尽きる

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